自分らしさを探る対話イベント｜tone villageのいどばた会議、始まります

フラワーアレンジメント、パーソナルカラー診断、テーブル茶道体験や金継教室など、
日常に彩りを添える講座を毎月開講しているtone college。

この秋、新たな企画をスタートします。
タイトルは「tone villageのいどばた会議」。
講師から受講者への一方通行ではなく、
参加者同士で対話をし、思考することを楽しむ交流型のイベントです。

tone village発信の企画をつくろう

開講する講座のほとんどを外部講師主催で行っている中で、tone villageの運営メンバーが中心となる本企画。
tone villageのコンセプト「らしさあふれる日常を」を、tone collegeから実践していこうという想いで内容を企画しました。

この施設に訪れることで、前向きになれたり、何かに挑戦しようと思えたり、小さくても何か変化のきっかけを得られるような、そんな場所にしていきたい。その想いを体現するため、運営メンバーで集まってワークショップの内容を考えました。

たとえば、この先のキャリアや人生やいろんなことに、ふと不安になったり悩んだりモヤモヤしている人の一歩を踏み出すきっかけを作るとして、そのためには、

どんな場があったらいいんだろう？
どんな働きかけができるんだろう？
どんなときに人はポジティブな感情になるんだろう？

・・・

あれこれと考えて意見を交わす中で出てきた「ワールドカフェ」という手法。
これは会議の形式のひとつで、結論を出すことを目的とせず、参加者が発言し意見を交わしていくことでより広い視野を得て理解を深めていくというものです。

誰もが等しく当事者意識を持って考えられるテーマをまんなかに対話を重ねていくというこの手法は、参加者みんなで「考え、整理し、気づき、深める」という体験を共有します。そうした「体験」はtone villageとしてやりたかった、誰かの一歩を後押しすることにつながるんじゃないか？と、これをヒントに企画を具体化していきました。

深く考え、話す・聞く・交換する

tone villageらしく、扱うテーマは「自分自身にまつわること」。
名称は親しみやすく、誰もが気軽に立ち寄れる場になるようにという想いも込めて「いどばた会議」としました。

企業や地域の課題解決やアイディア出しなど、あるゴールに向けて活用されることも多いワールドカフェですが、いどばた会議では、何か答えを出したり正解を共有することは求めません。それ以上に、自身と向き合って考えを深めたり、誰かの考えを聞いて新たな視点を獲得したり気づきを得たり、そうした目には見えないけれど大切な「何か」を、参加することで持ち帰ってもらえたらなと思っています。

この企画を立ち上げる中でも、運営メンバーと対話をする機会が何度かありました。

「なぜそう思うのか？」「その背景にはどんな想いがあるのか？」普段あまり深く考えないようなことを質問されて、答えて、それに対してまた質問されて、質問を返して・・・それは何気ないおしゃべりとは少し違って、自分の頭の中の奥へと進んだり自分とは違う考えに触れたりと新たな気づきや刺激を得られるもので、「いどばた会議」は面白くなりそう・・・という予感を運んでくれました。

気軽に立ち寄れる居場所の一つに

誰もが考えたり悩んだりしているけれど、普段はなかなか話題にのぼらないこと。自分のらしさってなんだろうとか、理想の人生ってどんなものだろうとか、幸せや成功に正解はあるのかなとか、そんなテーマに、あえてじっくり向き合って意見を交わす機会を一緒に持てたらいいなと思います。

そうして考えた過程や得た気づきが、思考の堂々めぐりから抜け出せたり、一歩を踏み出せたり、そんなきっかけになったら嬉しいです。

この企画がどのような展開を見せるのか、今はまだまったくわかりません。
参加してくださる皆さんと一緒に、私たちも考え、気づきを得ながら進んでいけたらと思っています。

第一回の開催概要はこちらをご確認ください。