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tone villageプロジェクトリーダー まりさん

MEMBER|2023.8.23

【スタッフインタビュー】
tone villageプロジェクトリーダー まりさん

それぞれの色を持つスタッフたちが日々仕事と向き合っているtone village。スタッフインタビューでは、tone villageを彩る人たちの“想い”をお届けします。今回のゲストは、アプリコットデザインでディレクターとして働きながらtone cafeのプロジェクトリーダーを担うまりさん。tone villageのプロジェクトリーダーになるまでの道のりのこと、仕事のこと、これからのことを話してもらいました。

飲食店での開業経験を生かしてプロジェクトリーダーに

前職では飲食店で働いていて、店舗の開業に携わったというまりさん。物件探しやコンセプト設計、ロゴ制作など、お店づくりをゼロから経験しました。アプリコットデザインがtone villageを立ち上げることになったとき、その経験を生かして何か力になれないかと思い、代表の中村さんに「tone villageの運営に関わりたい」と声を掛けたそうです。

まりさんは長野事務所で働いていて、tone villageの様子を間近で確認しやすいということもあって、はじめはカフェのプロジェクトリーダーを任されます。カフェのメニュー開発、インテリアや食器などの手配、研修の計画・実施、オペレーションの確認を、まりさんを中心に進めていきました。

6月にtone villageがオープン。カフェのプロジェクトリーダーとして現場の様子を見ているうちに、他の店舗や施設全体の運営について考えることも多くなっていったため、施設全体の運営に関する進行を進めていくことに。カフェのリーダーから、tone villageのプロジェクトリーダーになりました。

実店舗を持って集客をするという挑戦

プロジェクトリーダーとして日々取り組んでいることはさまざま。まず、広報や各店舗の人と連携して来客の状況や店舗の様子をヒアリングしながら課題を抽出し、「どうすればお客さまに来店しようと思ってもらえるか」「どうすればtone villageで素敵な時間を過ごしてもらえるか」を考え、大枠の方針を決めていきます。

イベントや販促などの具体的な企画を練って提案することも。その企画が実現可能かどうかを店舗のメンバーとすり合わせながら、運営メンバーと一緒に企画を形にしていきます。

もともとアプリコットデザインのディレクターとして働いているまりさん。ディレクターは、クライアントとのミーティングの中で課題を抽出し、その課題を解決するためにデザイナーやコーダーと連携して、制作の進行管理を行っていくお仕事をしています。

tone villageの運営を行う中で、これまで携わったクライアントと一緒に取り組んできた集客や販促の方法を参考にしたり、引き出しとして蓄積していったりすることができているといいます。それだけでなく、クライアントを巻き込んでコラボしたり協力していただいたりすることも。クライアントとの関わりが密に行えるディレクターとしての経験が、プロジェクトリーダーとしての業務に生かされています。

「私たちはクライアントさんの集客をサポートしていく立場だから、実店舗を持って運営をするということに使命感、責任を感じています。集客を意識しながらtone villageの運営を通してさまざまなことに挑戦して、それがまたディレクションをするときにも生かせて・・・と、ディレクションとtone villageの運営ってすごく相乗的だと思うんです。」

クライアントさんをもっと巻き込んでtone villageに関わってもらい、tone villageを通して、お互いにwin-winな関係を築いていきたいといいます。

「最適解」を探す日々

「落としどころを見つけていく」ことにプロジェクトリーダーとしての大変さを感じているというまりさん。tone villageは複合施設だから、どこか特定の店舗にだけ人が集まるのではなくて、全体を利用してもらうのが理想です。どの店舗にも光が当たるように工夫し、誰かにだけ負担が増えることがないよう気を配る必要があります。

一方で、落としどころを見つけるのには時間がかかり、スピード感をもって進めていけていないところにも課題を感じているそう。そんなときは、その場での思いつきをそのまま誰かに投げるのではなく、「この案をこういう風に進めていこうと思いますがどうですか?」と提案の形で投げるようにしているのだとか。思いついたアイデアを出し合ってその場で共有するのは楽しいけれど、それは無責任だと思うから。思いついたときは自分で調べて企画書レベルにしてから共有しています。

「全体を俯瞰して見つつ、スピード感をもって施設の運営について考える仕事は一筋縄ではいかないけれど、やりがいを感じていて。限られたリソースの中でどう進めていこうかな?って、日々楽しみながら進めています。ゲームが好きだからですかね(笑)」

「みんな」に光が当たる施設に

まりさんがプロジェクトリーダーとして大切にしていることは「みんな」に光を当てること。店舗の人も、アプリコットデザインの人も、クライアントも、tone villageに訪れるお客さまも。tone villageを通して誰か特定のではなく、「みんな」にとってメリットがある企画かを常に考えるようにしているのだそうです。

tone villageを通して多くの人に光が当たり、その光が連鎖してほしいというまりさん。

「クライアントさんとtone villageにまつわるコラボをしたり、商品を開発したりするのもそうですし、店舗を利用してくれているお客さまがスクール(tone college)を通して自分ならではの強みを見つけたり、新たな自分の一面を発見できたりするのもそう。テラス席でのわんちゃん連れのお客さま同士がコミュニケーションで輪を広げていくなんてこともあるかもしれません。

そういった小さなことも大きなことも全部含めて、tone villageが起点となって、人と人とがつながっていったらいいなって思っています。」

tone villageのコンセプトにもある「らしさ」について、「背伸びしないで自然体でいられるニュートラルな状態」であるとまりさんは言います。そんな自分を受け入れられる人は少ないのが実情だと思うから、tone villageはそれを認められる場所、自然体でいられる場所を見つけられるような施設にしたい、と意気込みます。

tone villageが続く限り、この挑戦にゴールはありません。関わる一人ひとりに光を当てて、その光が広がっていく施設になるように。プロジェクトリーダーは今日も実直に、課題と向き合っています。

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