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2025.12.12
『tone village channnel』は“それぞれのらしさ溢れる日常を”をコンセプトにしている長野市の複合施設「tone village」からお届けするラジオ番組です。
カフェ、ドッグサロン、ネイルサロン、スクール、そしてデザイン会社アプリコットデザイン 。それぞれのアイデアが交差し、この場所で生まれる日々の出来事や、コンテンツの裏側をゆるっと語ります。
tone magazineでは、『tone village channnel』の内容を編集して文章のかたちでお届け。「読むラジオ」として、tone villageの世界をお楽しみください。
なかむら :今日収録している今日は10月30日なんですけど、明日はハロウィンですね。
くう :ハロウィンですね!
なかむら:10月の頭くらいにカフェでハロウィンメニューの撮影とかしてたのは1ヶ月前で、あっという間にハロウィンだなあ終わるなあっていう・・・
くう :時の流れが早すぎてね・・・最近ほんとに切実な悩みでございます。たぶん明日には年が明けてます。
なかむら :まばたき厳禁ですね・・・!さて、今回は、くうちゃんが実際広報やってる中で困ってることについて聞いてみたいんですけど、何かあります?
くう :広報っていろんなことやってて、文章書いたりもするんですけど、SNSを投稿したり記事を書いたりするのに写真が必要じゃないですか。写真も自分で撮ることがけっこうあるんですよ。広報やるってなったときによし形から入ろうと思って、カメラを自分で買って、写真を撮ってるんですけど、写真が全然うまく撮れなくて、うまく撮れないっていうのが最近の悩みです。
なかむら :くうちゃんの中の「うまい写真」ってどういう写真なの?理想があるんでしょ?
くう :うーん、そう言われると難しいんですけど、色が綺麗とか・・・ですかね・・・?
なかむら :確かにそれは大事だよね(笑)
くう :すごく初歩的な話になるんですけど、どこに光を当てたら食べ物がおいしそうに映るのかとか、そういうのを勉強してみてもよく分からなくて・・・勉強しようとする、知識として得ようとすると頭に入らないみたいな・・・なんとなくフィーリングでやっているっていうのが正直あって・・・
構図とか考えるのは好きなんです。インスタとかもよく見てたし、もともとカフェが好きなので、こういう風に写真を撮ったら綺麗に撮れそうだなとかを感覚的にやってしまっていて、いざ撮ってみたときにできた写真を見たら「なんかめっちゃ微妙かもしれない・・・」っていうのが最近増えて・・・それが悩ましいです。
なかむら :なるほどね。写真をうまく撮るコツっていくつかあると思うんだけど、あれもこれもやっちゃいけないから今日は「光」についてお話をしていきましょうかね。
なかむら :くうちゃん、鬼滅の刃知ってる?
くう :見たことないです(笑)
なかむら :見てないんだ分かんないんだ!あのね鬼滅の刃って鬼になった妹を人間に戻すために鬼を倒してくってお話なんですけど・・・鬼って首を切ると死ぬんです、基本的に。レベルが上の方にいくと首を切っても死なないんですけど。
物語の最初の頃、主人公の炭治郎は鬼がすばしっこく動くからなかなか首を切れなかったんです。攻撃もしてくるし。それを避けながら首を狙っていかなきゃいけないんだけど、そのときに炭治郎は「隙の糸」っていう鬼の首から糸が出てるのが見えるんですよ。その糸を辿っていくと首を切れるんです。一般の人は見られないんだけど、炭治郎だから見れてるっていう。
くう :特殊能力的な・・・?
なかむら :特殊能力かは分かんないですけどそういう能力があって・・・何が言いたいかっていうと、写真を撮るときは光の糸を気にしてくださいということです。
くう :光の糸・・・?
なかむら :昼間ってだいたい光が入ってくるじゃない。窓があれば窓から光が入ってくるし、光の角度って朝と夕方で変わってくるじゃない?まず写真を撮るときに太陽の光がどこから入ってくるかなっていうのをしっかりとこう見る。光の糸を探す・・・
くう :えっと・・・私は方角がとても苦手で、太陽がどこから出てきてるか分からないんです・・・!(笑)
なかむら :そういうときは外に出て、太陽がどっちにあるかを確認してください。たとえば窓際にいて光が入ってくるとしたら、よく見てもらうとどういう感じで光が入ってきてるかって見えると思うんですよ。基本的に写真って太陽の光で撮るのが一番綺麗なんですよ。なのでお部屋がそれなりに明るいお部屋であれば外から入ってくる光を見ながら、被写体をどこに置けば一番綺麗に撮れるかな一番綺麗に光が当たるかなって場所を探してそこで撮るっていうのが鉄則かなと思うんですね。
ただ、店内で撮る場合って外からの光だけじゃなくて蛍光灯が入ってくるんですよ。蛍光灯の色があって、白いやつもあればちょっとオレンジがかってるやつもあるじゃないですか。普通に暮らしてるとなかなか感じないんだけど、白い蛍光灯とかオレンジの蛍光灯って結構影響をおよぼすんですよ、被写体に対して。
だから、十分明るい部屋であれば電気類を消して、太陽の光が入ってくるかな〜ってところに、光を持っていって撮るっていうのが一番綺麗に撮れると思います。だから、自分で動くんです。その場所に。
くう:光は被写体に全部当たっている方がいいんですか?
なかむら :それは撮りたい写真の雰囲気によるかな。たとえば逆光で撮ると丁寧な暮らし感が出たりとか・・・光の入り方で写真の雰囲気とかだいぶ変わってくるので、どういう写真を撮りたいかによって光の入り具合を調整してもらうというか、自分が場所に移動して撮るってことをした方がいいのかなって思うわけですね。
今収録をしているこの狭いお部屋も、小さい窓があって光が入ってきていて目の前にくうちゃんが座ってるんですけど、光が当たっている部分は綺麗に見えるし当たっていないところは暗くなる。よく見るとそうなんです。
カメラで写真を撮ると綺麗に撮れるみたいな、見た目以上に綺麗に映るみたいな誤解をされることがあるんですけど、これは誤解なんです。写真は見たまんまを映し出すんです基本は。だから、目で見て暗いなって思ったら暗く映るので、よく被写体を観察して、光の入り方を観察して撮るっていうところから始めていただくとこれまでよりはいい写真が撮れるかなと思うんですね。
どうしても特定の場所で撮りたくて今見ると全然光が入ってこないような場所だったとすると、時間を変えるしかないよね。撮影する時間を。
くう :基本的には自然光がいいってことですよね。じゃあ曇ってるときは避けた方がいい・・・?
なかむら :曇ってるときもよく見ると光は入ってくるんですよ。だから、曇ってるから撮れないっていうわけではないんです。逆にめっちゃ真夏で太陽の光がめっちゃ強いときは上手く撮れなかったりとかもします。
なので、今日のまとめとしては、常に「光の糸を意識する」と。写真っていうのは、見た目以上には基本的にはならないっていうことを想定して、今目の前に見えてる被写体が明るいのか暗いのか、そういうのを意識して見た上でちゃんと光が当たる場所に被写体を持っていってそこで撮れば綺麗に撮れます。特定の場所でどうしても撮りたかったら、時間をずらすなどで工夫をしていただく必要があると思います。
くう :いいまとめ!ありがとうございます!
今日のtone village channelはいかがでしたか?tone villageでは、日々いろんな“らしさ”が集まって、新しいアイデアやちょっとした発見が生まれています。次回も、そんな日常のひとコマや、コンテンツの裏話をお届けしますので、ぜひお楽しみに。
それではまた、tone village channelでお会いしましょう!
語り手:なかむら・くう
書き手:くう
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