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RADIO|2025.12.26

tone village channnel #7 自分の「ニーズ」を知る方法

はじめに

『tone village channnel』は“それぞれのらしさ溢れる日常を”をコンセプトにしている長野市の複合施設「tone village」からお届けするラジオ番組です。
カフェ、ドッグサロン、ネイルサロン、スクール、そしてデザイン会社アプリコットデザイン 。それぞれのアイデアが交差し、この場所で生まれる日々の出来事や、コンテンツの裏側をゆるっと語ります。
tone magazineでは、『tone village channnel』の内容を編集して文章のかたちでお届け。「読むラジオ」として、tone villageの世界をお楽しみください。

#7

なかむら :最近くうちゃん怒ったこととか悲しんだこととか切なかったこととかなんかある?逆に嬉しかったこと、喜んだことでも・・・つまりは、感情が動いたことってある?

くう : この間の三連休、群馬の前橋あたりに行ったらIKEAとかお店が密集している場所があって、そこにコーヒースタンドみたいなのがあったんですよ。そこのコーヒースタンドは見た目もオシャレな感じだったのでちょっと気になって寄ってみたんですけど、コーヒーがすごくおいしかったんです。

以前トーンカフェでコーヒーの勉強会をやったことがあって、そのときにコーヒーに詳しいスタッフがいろんな種類のコーヒー豆を持ってきてくれて、コーヒーの飲み比べをしたんです。それで、彼女のおすすめの産地のコーヒーを飲ませてもらったときにめちゃめちゃおいしかったのでそれを覚えてて。
群馬のコーヒースタンドに同じ産地の豆が売ってたので飲んでみたんですけどそれがすごくおいしくて・・・自分の好きなコーヒーの種類に気付けて、再認識できたのがすごい嬉しかったんです。

なかむら :へえ〜!ちなみにそれなんていう産地?

くう : エチオピアの、イルガチェフェです。

なかむら : よく覚えてるね(笑)

くう :それくらいほんとに衝撃的だったんですよ。スタッフの子が買ってきてくれたコーヒーは知らないメーカーのものだったんですけど、おいしすぎて、何回も聞きました。どこだったけみたいな感じで。

なかむら :なるほどね。なんかそういう感じでさ、日頃感情が動くときってあるじゃない?そのときに自分が「今なんでそういう感情になったのかな」って考えたことある?

くう : 考える・・・ことしかないかもしれないです。

なかむら : 逆に・・・?珍しいタイプ(笑)

じゃあさ、私はなんでおいしいコーヒーと出会ってこんなに嬉しいんだろう、なんでそういう感情になったかっていうのは自分なりに言葉にできる?

くう :私、コーヒーは好きなんですけど、ミルクを入れた方が好きなのでいつもカフェラテとかカフェオレを頼んでしまうんです。本当はコーヒーのことを勉強したいんだけど、ミルクを入れた方がおいしいと思っちゃって。でもコーヒー本来の味を知るにはミルク入れない方がいいと思うんですよ。

だからそこにすごい葛藤があったんですけど、自分がブラックで飲んでも、めっちゃおいしい!ミルク入れるよりおいしいかもって思ったのがほんとに初めてくらいの衝撃で、そこに気付けたのも嬉しかったし、自分がコーヒー好きなんだなっていうのを再認識したのも嬉しかった。なんか自分の好きなものに気付けたら嬉しくないですか。

なかむら : まあ嬉しいよね。

くう : 「好きなことに気づいた」っていうのがすごい嬉しかったのかもしれないです。

なかむら :そういう自分の好きなものに出会える、気付ける瞬間がたくさんあれば幸せなんだろうねきっとね。

感情から探る「6つのニーズ」

なかむら :それでね、人間って、6つのニーズがあるんだって。「six human needs」って言うんだけど。
安定したい、不安定でありたい、自分が重要な存在だと思われたい、成長したい、貢献したい、愛と繋がりがほしい・・・この6つのニーズがあるんだって。で、人それぞれ6つのニーズの中で強いニーズを持ってるんだって。自分がこの6つのニーズのうちどのニーズを一番ほしがってるのかなっていうのを自分なりに理解しておくことによって、自分の扱い方が分かってくるんだよね。それでいくとくうちゃんの場合なんだろうね。

くう :うーん・・・重要感と愛とつながり、だと思います!

なかむら :側から見ててもそうかもしれない(笑)

くう :そうですね!素直なので!

なかむら :知ってる、知ってる(笑)

そんな感じで、自分が欲しがってるニーズっていうのをしっかりと自分の中で理解して、そういう場面にたくさん出会うように行動していけば、人生幸せになれるし、逆に自分がほしがってないニーズを避けて通ることで、自分のモチベーションって一定で保たれるというわけ。

くう :ちなみになかむらさんは6つのニーズのうち何が強いんですか。

なかむら :自己重要感と成長かなと思う。もう、成長したい。いくつになっても成長したいって思っていて。そのためにいろんなチャレンジをしたりとかして、失敗することも多いんだよね。でも、それが自分が本能的に欲しがってるニーズだっていうことを理解していれば、自分は間違ったことをしてないなって思えてモチベーションが一定に保たれるというか、あまり凹むことがないかなと思います。

で、6つのニーズってその人の中心にあるんです。そして、その周りに価値観が生まれて、その外側が感情の変化っていうグラデーションになっていて、感情の変化っていうのを注意して見ていくと、自分がどういう価値観で動いているのかがわかってきて、その価値観をもっと紐解いていくと、自分はこのニーズを求めてるんだっていうことがわかってくる。外から中へ入っていく感じ。

だから、何気なく毎日暮らしていく中で感情の変化があると思うんだけど、その都度なんで今自分は怒ったんだろう?と自分のことを分析すると面白いと思う。

くう :あー、面白いですね!私はやってるんですけど(笑)
癖みたいな感じですねもう。なんでこんなに怒ったんだろうとかなんでこんなに嬉しかったんだろうとか無意識に考えてるかも。

なかむら :そういう人はレアだと思うけど(笑)それができできてるってことはすばらしいと思うけどね。

くう :わかった方がやっぱり楽しい、面白いと思うので、振り返ってみるというか内省というか、そういうのは大事かなと思います。

なかむら :その通り!

くう :ありがとうございます!じゃあ今日はここまでにしましょう!

今日のtone village channelはいかがでしたか?tone villageでは、日々いろんな“らしさ”が集まって、新しいアイデアやちょっとした発見が生まれています。次回も、そんな日常のひとコマや、コンテンツの裏話をお届けしますので、ぜひお楽しみに。

それではまた、tone village channelでお会いしましょう!

語り手:なかむら・くう
書き手:くう

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