TONE MAGAZINE

トーンマガジン
トップページトーンマガジンMAGAZINEtone villageの2025年を振り返る。

MAGAZINE|2025.12.23

tone villageの2025年を振り返る。

こんにちは、tone villageメディア編集部です。

年の瀬に近づいているということで、tone villageの1年間を振り返りたいと思います。
2025年のtone villageを振り返ると、3年目に入り「地に足がついてきた」1年でした。新しいことを派手に始めるというよりも、日々の営業や場の空気を整えながら、無理のないかたちで続けていく。そんな選択を重ねてきたように思います。

結果として、いつもの人がいつものように訪れてくださり、初めての人も心地よく過ごしてくださる・・・tone villageという場所が、少しずつ「定着」していく感覚を、運営側としても感じていました。この振り返りでは、あえて大きく語られてこなかった日常や、その裏で考えていたことにも目を向けながら、2025年のtone villageを整理してみたいと思います。

今あるこの場所を、違う角度で。

2025年は、この施設にすでにある場所を、別の使い方はできないか?もう少し広げられないか?という視点で、新しい使い方も試みた1年でした。
たとえば、tone cafeの特別夜営業『moon night cafe』や、tone collegeを時間貸しして会議やイベントなどに利用していただく『tone space』の取り組み。これは、この施設の利用時間や用途を限定しすぎないための施策でした。

また、オープン当初から定期開催しているワークショップも賑わってきたので、さらにtone villageを盛り上げていこうということで、今年は新たに「じぶん編集室」のワークショップやsora to kaze主催のワークショップを始めました。それらの取り組みを通して、tone villageで自分自身や暮らしと向き合う時間を過ごす人が増えていきました

さらに、今年は予定していなかった出来事もいくつかありました。スタッフのお子さんが参加したsora to kazeでの職場体験や、青木島小学校の児童さんたちによる突撃取材の対応などです。青木島小学校の皆さんは私たちにインタビューをして、町のお店紹介マップを作成してくださったようです。

tone cafeにしばらく置かせていただいています!

スタッフのお子さんsora to kazeでの職場体験の様子はこちらの記事にまとめています。

「トリマーって、どんなお仕事?ー夏休みのドッグサロン仕事体験」

結果として、tone villageが「ひらかれた場所」になりつつあることを改めて実感する出来事だったように思います。

夜営業イベントの挑戦と、スペースの有効活用

夜営業を行った背景には、昼営業のカフェとして定着していく一方で、ひとつのイベントとして夜にトーンカフェを営業してみたらどうなるのか、という実験的側面がありました。昼営業のイメージが定着しつつあるトーンカフェで、完全ノンアルコールの夜営業の挑戦。正直なところ、成功するかどうかは分からない。私たちにとっては、一つの賭けでもありました。それでも、スタッフたちの「挑戦してみたい」という強い意思から、開催することにしました。

不安はありましたが、イベント当日はたくさんの方にご来店いただき、それぞれの特別な時間を過ごしていただけたかと思います。この時間に営業していたから出会えた人もたくさんいらっしゃったので、すごく貴重な機会でした。

また、『tone space』は今年、たくさんの方にご利用いただきました。子育てをされている方向けの絵本講座や、絵はがきワークショップ、耳つぼジュエリーの販売など、さまざまな用途で使っていただくことができて、これまで以上にtone collegeという場所が賑わっているように感じました。皆さんがこの場所を使うことで、さらなる活躍や新しい活動に繋がっていたら、それ以上の喜びはありません。

皆さんのご利用をきっかけにtone villageを知っていただくことも増えたのではないかと思います。

2025年を通して変化したこと

皆さんの支えがあって、tone villageは3年目を迎えることができました。これまでたくさん通ってくださっているお客さまとの結びつきは強くなり「tone village」に来る目的は以前よりも幅広くなってきた気がしています。

また、今年特に大きな出来事だったのは、オープン当初からtone villageに携わってくれていたカフェの店長が新たな一歩のために退職したこと。
これまで頼ってきた店長がここを離れることで、悩んだり、不安を抱えたりしながらも、スタッフそれぞれが自分なりに前を向き、お店のあり方と向き合っていました。リーダーに引っ張ってもらいながら営業していくのではなく、意見を出し合いながら皆で一歩ずつ進んでいく。そんなあり方に変化した気がしています。

前店長がtone villageのスタッフにとって大きな存在だったからこそ、彼女の不在が成長するきっかけになったのかなと思います。
tone villageは、新たな一歩を踏み出そうとする誰かを応援する施設です。その「誰か」にはスタッフも当てはまります。前店長の活躍を、これからも長野の地から応援したいと思います。

来年に向けて|tone villageの想いをもっと伝えられるように

ここまで運営を続けてきて、tone villageを知っているお客さま、tone villageとつながりを持ってくださっている方が少しずつ増えてきたように思います。だからこそ、来年は私たちの内側にある想いをもっと伝えていきたいと思っています。

それぞれのお店やスタッフの魅力がお客さまの価値観に触れて、通りすがりでは見つけられないような場所にあるこのお店にわざわざ訪れたいと思っていただけるようになりたいから。そのためには、今よりもっと外に向いた施設になれれば、と思います。

2026年に、tone villageは3周年を迎えます。またひとつ節目の日を迎えられるよう、日々進歩していきたいと思います。

おわりに|2026年も、一歩ずつ。

2025年には、これまで以上にたくさんのお客さまにtone villageを知っていただき、通ってくださる方もたくさんいらっしゃったのではないかと思います。2025年のtone villageを支えていただき、ありがとうございます。

これからも、皆さんが新しい一歩を踏み出すきっかけになれるよう、tone villageをアップデートしていきます。これまで支えてくださっている皆さまも、まだ出会っていない誰かも。

2026年も引き続きよろしくお願いいたします。

MAGAZINE LIST

LINE MEMBER’S

tone village 公式 LINE「TONE MEMBER’S」 施設共通のポイントが貯まる他、最新情報をお届けいたします。

QRコード

LINE ID:tonevillage

友だち追加

各プレス関連のお問い合わせについては「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。
メディアやSNS等でtone villageをご紹介いただく際にご利用いただけるメディアキットも用意しております。