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ふだんの言葉が、明日のわたしをつくる

こんにちは、中村です。

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ふだん、なにげなく使っている言葉が、じつは少しずつ自分をつくっている。最近、そんなふうに感じることが増えました。今日は、暮らしの中の言葉について、やわらかく書いてみます。

言葉は、人をつくる

昔、腑に落ちた言葉があります。「言葉は人をつくる」。人は、自分が口に出した言葉のほうに、あとから自分を寄せていくところがあるのだと思います。「わたしはこういうことを大切にしている」と一度口にすると、その言葉に合うように、日々のふるまいがゆっくり揃っていく。言ったことが行動になって、それがいつのまにか、その人らしさになっていく。そういう順番が、暮らしの中にはあるように感じます。

だとすれば、特別な場面の言葉だけではなくて、朝いちばんに自分にかける言葉や、家族との何気ないひとことのほうが、ほんとうは自分をつくっているのかもしれません。

「どうせ」を、口ぐせにしない

これは、うれしい方向にも、そうでない方向にも働きます。「どうせわたしなんて」「うちなんて」と口にしていると、ふしぎと、そちらのほうへ寄っていってしまう。言葉は人をつくる、の裏側です。だから口ぐせは、あなどれないなと思います。

誰かを責めたいわけではありません。僕自身、疲れているとつい後ろ向きな言葉がこぼれます。ただ、その一語が自分にしみ込んでいくのだと知っているだけで、選ぶ言葉が少し変わる気がしています。

日本語は、一文字の重さがある

日本語はニュアンスがむずかしい、とよく言われます。一語ちがうだけで、伝わる意味も、受け取る気持ちも変わってしまう。それだけ、一文字一文字に重さがあるということなのだと思います。

だからこそ、人にかける言葉も、自分にかける言葉も、ていねいに選びたい。うまく言おうとしなくていいけれど、その一語が誰かの、そして自分の一日をつくっていくのだと思うと、言葉との付き合い方が少しやさしくなります。

思うだけで終わらせず、言葉にしてみる

そして、この仕組みは自分のために使うこともできます。「本を月に一冊読みたい」でも「毎朝すこし散歩したい」でも、心の中に置いておくだけだと、正直けっこうすぐに溶けてなくなります。僕も何度もそうでした。でも、家族にひとこと言ってみる、ノートに一行書いておく。ほんの少しだけ外に出しておくと、続き方が変わることがあります。

意志が強いとか弱いとかいうより、言葉を先に置くと、行動があとからついてくる。そういう順番の話なのだと思います。まずは思っていることを整理して、そっと言葉にしてみる。それだけで、明日の自分が少し軽くなるかもしれません。

今日より明日が、ちょっと楽しみになりますように。使う言葉をひとつ、やさしいほうへ。そんな小さなことから、暮らしはゆっくり変わっていく気がしています。