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MEMBER|2024.10.23
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tone villageの入り口にある、大きな窓が特徴のネイルサロン「blanchefle(ブランシュール )」。長野駅前から青木島に移転して、約1年。先日、新しいスタッフが仲間入りしました。
今回はすずちゃんにこれまでのこと、入社してからのこと、これからの目標についてお話しいただきました。
ファッションデザイナー、美容師、保育士・・・小さい頃からキラキラした仕事に憧れていて、夢がたくさんありました。その中で、中学生の頃から興味を持ったのがドレスでした。その当時、シンデレラの実写版映画が上映されてドレスが綺麗だったのがとても印象に残っていて。そこから、ドレスに対する興味が芽生えたんです。
高校生になってその先の進路を考えることになったときに、変わらずドレスが好きだと気付き、ドレスに関係する仕事をしたいと思うように。ドレスと言えばブライダルかなと思い、ブライダルドレスのスタイリストを目指してブライダルの専門学校に進みました。
新卒の就職活動のときは、コロナ禍真っただ中でした。その影響を受け、ずっと入りたかったブライダル関係の会社は途中で採用中止になってしまって。その後、他社を受けていましたがなかなかうまくいかず・・・不採用が続くうちに、ブライダルじゃなくてもいいからとにかく就職したい!と半ばやけくそになってしまいました。それでもアルバイトはずっと接客業だったのでせめて接客の仕事に就きたいと思い、ブライダルを離れ美容関係の接客業を探すことに。その結果内定をいただいたのが、未経験でも積極採用しているネイルサロンでした。
周りはブライダル関係の仕事に就く人がほとんどだったので、進路指導の先生にはネイリストでいいの?と言われました。「ブライダルの仕事はお客さまの大きな幸せを祈るための職業で、大きなやりがいがあるよ。一方でネイリストの仕事は、お客さまの日常の小さな幸せを積み上げていくものだよね。そこも踏まえて、もう少し考えてみたら?」と念を押されて。それがかえって、ネイリストという選択を後押しすることになりました。
そのとき、今までアルバイトで経験してきた接客業のことを思い出したんです。常連さんに「ラーメンを食べにきたんじゃなくて、高野さんに会いにきたんだよ」と声をかけてもらったり野菜の差し入れをしてもらったり、可愛がってもらうことが多かったので、人とのコミュニケーションやつながりが楽しかったんだなって気付きました。だから、むしろ私がやりがいを感じるのは大きな幸せの瞬間をお手伝いするブライダルのお仕事よりも、日常の小さな幸せに寄り添いご縁が長く続くネイリストの方なんじゃないかって思ったんです。それで、思い切ってネイルの仕事に飛び込むことにしました。
前職はとにかくスピード重視のサロンで、1日に7〜8名のお客さまの施術を行うこともありました。めまぐるしく進む毎日を乗り越え1年働いてきましたが、2年目に入った頃からスピードを最優先するのではなく「もっと仕上がりのクオリティを上げたい」という思いが強くなっていきました。その思いに従い丁寧な施術をするように心がけていたら、お客さまからのご指名が増えたんです。たくさんいるネイリストの中から私を指名してきてくれることに嬉しさもやりがいも感じていましたし、丁寧に施術したい気持ちが日ごとに増していきました。
でも、前職の場合は丁寧さよりも施術をいかに早く終えるかの方が重視されていて。施術にかかる時間などを厳しくチェックされていたため、決められた施術時間を守りながらも「こうしたらもっと綺麗に仕上げられるんじゃないか」と歯がゆい気持ちになることが増えていきました。スピードや評価よりも、目の前にいるお客さまときちんと向き合い、丁寧に施術したい。そういった葛藤があって、前職を退職し地元の長野に戻ることにしました。
前職ではネイルサロンで働いていたものの、せわしなくとにかく塗ることを繰り返していて、ネイリストと言えるネイリストではなかったと思っていて。だから一から勉強しようと思い、退職後はネイルスクールに通いながら転職活動を始めました。
ブランシュールを見つけたのはハローワークの求人。ホットペッパーやwebサイトの雰囲気がとてもよく、長野にこんなに素敵な施設があるんだ!と思い、興味を持ちました。それで、まずは実際に行って雰囲気を知るためにtone cafeへ行き、後日ブランシュールの施術を受けに行ったんです。自分がネイルサロンで働いていたことや就職を検討していることは言わずに、普通のお客さんとして店長のみーさんに施術をしていただきました。
実際に施術してもらって「この人と働く」というイメージが膨らんできたんです。まず、施術のクオリティの高さに驚きました。ベースを塗っただけで爪に一本の筋がピーンと張って・・・なんだこのベースは!って驚いたんですよね。みーさんが整えてくださった爪のフォルムは本当に綺麗なんです。お話も楽しくて、塗りもとにかく綺麗で、すごいネイリストさんだなと感銘を受けました。
初めての転職活動なので、次は自分が働きたい!と思うところをきちんと選ぼうと思っていて、“理想のサロン像”を思い描いて紙に書き出していました。たとえばお店の雰囲気とか、置いているものとか、BGM、客層、働いているスタッフやネイルのデザインとか・・・ブランシュールに行ったとき、その理想に当てはまっているところばかりで。「ここだ!」と思いましたね。
ブランシュールに入社して「ネイリストになれた」と実感しています。
先輩ネイリストのみーさん、ひとみさんがネイルの技術について日々厳しく見てくださっていて、それがとても嬉しいですね。これまでの環境は技術にこだわるというよりは速く仕上げるためのアドバイスをもらうことがほとんどだったので、今“もっと綺麗に仕上げるために”指導してもらえることをすごく嬉しく思います。
だから、これからよりいっそう技術を高め、自分のできるデザインの幅を広げて、1日でも早くトップネイリストになりたいと思っています。
働く上で一番大切にしているのは「お客さまを喜ばせたい」という気持ちを常に持ってお客さまと向き合うこと。これまでの接客のお仕事でも、前職でも大切にしてきました。それと同時に、お客さまの爪まわりのコンプレックスを汲み取りながら、コンプレックスがコンプレックスじゃなくなるように施術したいという気持ちがありますね。ネイルをしたら爪が綺麗になるけど、それ以上に自分の悩んでいたことも解消できたら素敵じゃないですか。だから、お客さまから自然と相談を受けるような人になって、ネイルに関するお悩みを解決してあげられたり、もっと知識を増やしてアドバイスしてあげられたりしたらいいな、そんなネイリストになりたいなって思います。
そもそもネイルサロンが敷居の高いものだって思ってほしくなくて。ネイルサロンって美容室みたいに絶対に行かなくちゃいけないものじゃないからこそ、悩みがある人にはぜひ来てもらいたいんです。ネイルサロンを、ハードルを感じずに来てもらえる場所にしていきたいし、そこにいられる自分でもありたいです。
「みーさんもひとみさんも “お客さまのために”というところを大切にされているので、私もお2人に並んでお客さまのために動ける存在になりたい」そう語るすずちゃん。まじめに、まっすぐ、ひたむきに、今日もネイルに向き合います。
「悩みを抱えるお客さまの背中を押せるような、第2の家みたいな場所にしたい」ブランシュール店長 みーさんの紹介記事はこちら。
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