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RADIO|2025.10.30

tone villageの読むラジオ #1 はじめまして

『tone village channnel』は“それぞれのらしさ溢れる日常を”をコンセプトにしている長野市の複合施設「tone village」からお届けするラジオ番組です。

カフェ、ドッグサロン、ネイルサロン、スクール、そしてデザイン会社アプリコットデザイン 。それぞれのアイデアが交差し、この場所で生まれる日々の出来事や、コンテンツの裏側をゆるっと語ります。

tone magazineでは、『tone village channnel』の内容を編集して文章のかたちでお届け。「読むラジオ」として、tone villageの世界をお楽しみください。

くう: こんにちは!tone village channel、パーソナリティのくうです。この番組では、『それぞれのらしさ溢れる日常を』をコンセプトにした長野市の複合施設、「tone village」の日常や、そこで生まれるコンテンツの裏側をゆるっとお届けしていきます。

tone villageは カフェ、ドッグサロン、ネイルサロン、スクール、そしてデザイン事務所のアプリコットデザインが入った、「人とアイデアが集まる場所」です。ラジオを通して、tone villageの世界を覗いてみてくださいね。よろしくお願いします!

なかむら: よろしくお願いします!

くう: さて、せっかく第1回なので、まずは「tone village」の話でもしますか。tone villageは「それぞれのらしさ溢れる日常を」というのをコンセプトにして23年6月からオープンしていて今3年目になるんですけど、このコンセプトはどういう経緯でつくられたんですか。

なかむら: tone villageは長野県長野市にある複合施設で、中にはデザイン会社であるアプリコットデザインとtone cafeというカフェ、それからドッグサロンとネイルサロンブランシュールと、スクールがあります。スクールでは、いろんなワークショップをやってるんです。お花とかお茶とか自分を見つめるワークショップとか、いろいろあります。

コンセプトとして「それぞれのらしさ溢れる日常を」というのを掲げていて、僕らはもともとデザイン業界で10年以上お仕事をさせていただいているんですけど、基本的にBtoBで、会社さんがメインのお仕事をしてたんです。

デザイン会社なので、デザインを作るのを仕事にしているんですけど、途中から「デザインを作っただけではいけないんだ」っていうことに気づいて、そこからブランディングに力を入れるようになったんですね。

ブランディングって、ブランドのイメージを浸透させていく活動なんですけど、浸透させていくイメージに自分たちの独自性みたいなものを備えていないといけなくて・・・それを見つけて伝え続けていくことでブランドっていうのが育っていくんですよね。

それで、うちの会社は「誰もが自身の価値を誇れる社会へ」というビジョンを掲げていて、これまで会社さんの価値をしっかりと見つけて伝えてきたんですけど、これってBtoC、つまり一般のお客さんも一緒だよなって思っていて。

最近わかりやすいところでいうと、30年間給料が上がってないって言ったりするじゃないですか。これってもちろん景気がどうのこうのって話もあるんですけど、もっと個人が価値を身にまとって発揮できたら、もっと世の中がよくなるんじゃないかなって思っていて。

そう考えたときに、我々のやってきたブランディングの考え方がそのまま使えるんじゃないかなと思って、複合施設を作ろうと思いました。

tone villageにやってきたお客さんに何かしら気付きだったりとかが生まれて、そこから自分の価値ってなんだろうなって見つめ直すようなきっかけになったりとか、ちょっとした心の変化みたいなものがもたらされたらいいなと思っています。お客さんの価値をぐいぐい上げるよ〜なんてことは言わないんですけど、間接的にうちがその人の価値を上げるきっかけになって、その人の人生がちょっとでもよくなったらいいなと思ってやっています。

それをひとことで表したのが、「それぞれのらしさ溢れる日常を」っていうコンセプトになってるんです。ちょっと長いですけどそんな感じです!

くう: なるほど!!!

自分らしく生きようとしている人の背中を押せる施設でありたい、という話ですよね。コンセプトにもあるように、「自分らしく生きる」っていうのがこの施設のテーマになっているかなと思うんですけど、なかむらさんは、自分らしく生きるってどういうことだと思いますか?

なかむら: もうね〜、夢中になっている状態っていうのが自分らしいかなという風に思っていて。ご飯食べるのも忘れて熱中しちゃうことってあるじゃないですか、その状態がずっと続くといいなあって、それが自分らしい生き方なんじゃないかなと思ってるんです。

たとえばくうちゃんってさ、自分らしいってどういう状態だと思う?

くう: 施設運営して3年目ですけど、正直あんまり分かってないです!

なかむら: 自分に置き換えたときに、「自分らしさ」って何だと思う?

くう: あーでも、なかむらさんがずっと自分らしく生きるということは自分に納得している状態のことだって言っていて、まあ確かに。と思うことが増えてきたなあと思います

なかむら: 納得している状態がね、定期的にあると、ああ自分らしく生きていられるのかな??

くう: 私は、自分らしく生きているということは、「自分らしくいきているかどうか」を確認しないことかなと思ってて。自分らしく生きてる人は自分が自分らしく生きているかどうかをわざわざ自分に問わない気がするんですよね。

なかむら: 確かに、確かに。

くう: なんとなく自分が納得できてないなとかモヤモヤしてるなとかそう思ってる人は、引っ掛かりを感じてると思うんですけど、それすら気にならないというか何も引っかかってないっていうのが、自分らしく生きている状態なのかな、とは思います。

なかむら: 確かにそうかもしれないね。幸せになろうと思って生きてる人と同じだよね。

くう: そうそう、若いころ(まだ若いんですけど)、幸せとは何かとか考えてた時期があって。幸せって何かなって思ってるときは絶対幸せじゃなくて・・・なんかそれと同じだなって思います。

なかむら: そういうことを考える暇もなく、熱中してたりとか、毎日すごいスピードで時間が過ぎていったりとか、そういう状態を後から振り返ったときに「ああ自分らしく過ごせていたのかなあ」って感じになるのかね。

やっぱり、さっきくうちゃんが言ってたようにこのままでいいのかなって引っかかっている人って世の中にけっこういると思うんですよね。だから、そういう人がtone villageにやってきて、何かしら心の変化が生まれたらいいなと思ってふだんお仕事をやらせていただいているっていうところがありますね。

そんなわけでこの施設を作るときに「それぞれのらしさ溢れる日常を」っていうコンセプトを作ったんですけど、改めてコンセプトって重要だな〜って思うわけですよ。

くう: そうですね、今お話を聞いててもコンセプトをベースに話されているので、やっぱり大事なのかなって改めて感じました!

なかむら: コンセプトは、判断基準になるんだよね。目の前に何か選択肢があったときに「これをやるべきかやらないべきか」っていう判断がスムーズにできるようになるんだよ。だからコンセプトってすごく重要ですよ。

くう: 理念やビジョンは大事だと思うんですけど、社員の人たちにそれが浸透してないみたいなことって結構あるのかなと思っていて・・・内側に浸透させることも結構大事なのかなって思ったりしますね。

なかむら: だからわかりやすさって大事なんだよね。難しい形式や難しい表現をすると、腹落ちしないから浸透しないことも多くて。理念とかビジョンとか会社が大事にしていることはわかりやすい言葉であることが大事なのかなって思うよね。

くう: 確かにそうですね!

なかむら: 話は少しそれちゃいましたけど、tone villageのコンセプトを、日々の運営の中でどうお客さんに感じてもらうかっていうのは試行錯誤しながら今もやってるよね。

くう: tone villageはBtoC向けの施設になるので、BtoBだと取引先の経営理念を結構大事にしてたりして意識して見る方も多いと思うんですけど、一般のお客さんはそういうところを細かく気にしたりされないかなって思ったりもして・・・その中でtone villageという施設の価値をどう伝えるかっていうのは考えながら日々取り組んでいます。

なかむら: そうだね、tone villageってこういうコンセプトだよ!って直接言うというよりは、感じてもらうしかないよね。たとえばカフェだったらメニュー構成でなんかワクワクするなあと感じてもらうとか・・・そういうことの繰り返しだよね。このコンセプトをどう伝えるのかっていうのは、終わりのない課題だと思うんだよね

くう: このラジオの取り組みも含めいろんなかたちで施設のコンセプトや意義を伝えていければいいなあと思っています。

今日のtone village channelはいかがでしたか?tone villageでは、日々いろんな“らしさ”が集まって、新しいアイデアやちょっとした発見が生まれています。次回も、そんな日常のひとコマや、コンテンツの裏話をお届けしますので、ぜひお楽しみに。
それではまた、tone village channelでお会いしましょう!

聴きたい人はこちらから

語り手:なかむら・くう
書き手・編集:くう

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