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            RADIO|2025.10.31
くう: こんにちは!tone village channel、パーソナリティのくうです。この番組では、『それぞれのらしさ溢れる日常を』をコンセプトにした長野市の複合施設、「tone village」の日常や、そこで生まれるコンテンツの裏側をゆるっとお届けしていきます。
tone villageは カフェ、ドッグサロン、ネイルサロン、スクール、そしてデザイン事務所のアプリコットデザインが入った、「人とアイデアが集まる場所」です。ラジオを通して、tone villageの世界を覗いてみてくださいね。よろしくお願いします!
なかむら: 今日は第二回目ということで、パーソナリティを担当しているくうさんって何者なのかっていうところを、深掘りしていきたいと思います。まずざっくりとこれまでの経歴を教えてもらってもいいですか。
くう: アプリコットデザインの広報とライターをしているくうといいます。高校を卒業して長野県の大学人文学部を卒業し、最初は採用広報物を作る会社で働いていました。採用広報物とは入社案内とか採用HPとかリクルート関係の広報物のことです。その会社では営業をして自分の案件をとってきて、制作ディレクションもやっていましたね。その後、長野に戻ってきてアプリコットデザインに入社したって感じです。
なかむら: なるほどね〜バリバリ戦場で働いていたわけですね。
くう: そんな時期もあったって感じですね。
なかむら: じゃあわりと採用とか広報ってあたりは慣れてるんだよね?
くう: 慣れてると言っていいのかは分からないんですけど、最初に入った会社では採用関係のことだけやっていたので、お客様が採用担当の方なんですよ。なので、どういうことで採用に困っているのかとかそういうところはいろいろお話をお伺いできたので、知識は得られたかなと思います。
なかむら: なんでまたその業界に入ったの?
くう: 国語が得意科目だっていうところから人文学部に入って、文章を書くことが増えたんですよね。レポートだったり、プレゼンだったり。それで、友人から褒めてもらったのがきっかけで、文章を書くことが好きかもって気づいたんですよね。それで、就職活動するときに人と関われてかつ言葉を扱う仕事を探そうと思って。
採用広報物の制作って、人の魅力だったりその人の働く姿だったりを伝える仕事になんです。文章を書く仕事をするなら、私は人の魅力を伝えたいなと思って、この業界に入ろうと思いました。
なかむら:ちなみに、 他の業種で迷ったところはあるの?
くう: ブライダル業界です。新卒のときも転職活動のときもブライダル業界は選択肢にありました。人と関わる仕事をしたかったんです、基本的に。
でも「人と関わる仕事」ってすごくふわっとしてたので、もう少し解像度を上げようと思って合同説明会に行ったときに、ブライダル業界の話にすごく感動して・・・結婚式という人生の大きいイベントに携われるっていうのが、すごくやりがいもあるし価値のあることなのかなと思って・・・感動して説明会で泣いちゃうくらいでした。
人と関わりたい、人の役に立ちたい、大きなイベントに携わりたい、ってところからブライダル業界にずっと興味があって、その一方で、文章を書く仕事をしたいなっていうのがずっとあって。もともと「何かを作る」ってことがすごく好きなんですよ。そういうところから、自分だったら文章を書くことを媒体にして何かできるかもしれないなと思って。その2軸が自分の中にずっとありましたね。
なかむら: なんでブライダルの方にいかなかったの?
くう: 大学のときに、ウェブメディアの運営に携わっていたんです。そこにはいろんな記事があって、拠点が松本だったので松本のおすすめの場所を紹介したり、たまにエッセイを書いたりとかもしてたんですけど、そういうメディアを運営するっていうのを経験したのは影響として大きかったかもしれません。インターンシップも雑誌の編集社に行きました。それらの経験から、自分の文章を出して誰かに何かしらの影響を与えているかもしれないと思うとすごくやりがいを感じて、制作の方に携わりたいなって思いました。
なかむら: じゃあ今やってるお仕事は合ってるんだね。
くう: そうですね〜。何かを作るっていうのはずっと好きだったので。アプリコットデザインは制作会社だから志望したんですけど、入社した2023年が複合施設をオープンするっていう過渡期のタイミングで。ライティングの経験もあるし、運営についても会議に参加させてもらうことが何度かあって、気がついたら運営に関わらせてもらうことになっていて今の仕事をしてるので、結果的に自分にすごく合ってるのかなと思います。
なかむら: 実際どう?3年くらいやって、楽しいとか難しいとか大変とか、いろんな感情が混ざり合ってると思うんですけど、総じてどうですか?
くう: めっちゃ難しい!
広報って伝える仕事なんですよね。でも、その「伝える」ということが難しい。コンセプトが大事って伝えていますけど、コンセプトをどう伝えるっていうのが自分の中で腹落ちしてなくて。今っていろんな手段があると思うんですよ。インスタグラムだったりブログだったり記事だったりyoutubeとかこのラジオとか・・・いくらでも手段があるんですけど、何をしたら伝えたい人に届くのかとか、そういうところを試行錯誤するのがすごく難しいです。
なかむら: 採用とかだったらわかりやすいよね。自分が作った制作物によって何人くらいの人が応募してきたかっていうのが、数字で見えやすいところがあったと思うんだけど、今やってるお仕事って数字で出てこない部分もたくさんあるじゃない。たとえばお客さんのtone villageへのイメージって数値化できないし。だからほんとは伝わってるのかどうなのかというのも分からないし、だから正解がない中でやってるっていうのが難しいし、あとは「やるべきことが決まってない」っていうのが難しいよね。
ルーティーンがほとんどなくて正解もないから、それが正解かどうかもわからないままやってるって感じ。
くう: めちゃめちゃそういう感じです。やるべきこととか決まってることはあるんですけど、それ以外で自分が何を発信したらいいのかっていうのを自分で考えないといけないので、分からなくなって立ち止まって・・・その繰り返しです。
なかむら: そういうときって、どうやってモチベーションを保とうとしているの?普通に考えたら、成果とか出てるか分かんないから、しょんぼりなってっちゃうじゃん?
くう: えー・・・なるときもありますけどね、全然。モチベーションに関係するかは分からないですけど、簡単なことからやるようにしています。今やらなきゃいけないことのかたまりがあって、その中で手をつけたら進めそうなことからやっていくとかはあるかな・・・
なかむら:早めに終わることから終わらせて、すっきりした気持ちで他へ進もうって感じですね。
くう: 私できる気がする!みたいな。できたという経験が自分のエネルギーになると思うので。
なかむら:なるほどね。そういえば、一時期ワークショップ主催してたじゃないですか。「tone villageのいどばた会議」っていう。どんな内容だったっけ?
くう: いどばた会議は、毎回テーマを決めてそれについてお話をするという・・・哲学カフェっていうイベントがあるんですけど、それをベースにしてる対話をテーマにしたイベントですね。
なかむら: それに参加することによってどんな価値をお客さんは得ることができるの?
くう: なんか日常的にモヤモヤしてることとか・・・友達とかに言うことでもないっていうことってあるじゃないですか。そういうのをほどよい距離感の他者と話すことによって、整理できたりとか・・・だいたい自分が悩んでることって、誰かがアドバイスしてくれることも大事だけど、自分が言語化することの方が大事だったりするじゃないですか。なので、自分が言語化できる場を作りたいっていうのでやってたところがあります
なかむら: 要は自分を知るってことだよね
「それぞれのらしさあふれる日常を」ってコンセプトがあって、そのためには、まずは自分自身を知らなきゃいけないっていうところで生まれたワークショップだと思うんですよね。それもさっき言ってたtone villageのイメージを与え続けるための一環じゃないですか。手段のひとつで。そうやってコンセプトがあることによってイベントが生まれて、正解かどうか分からない中でもやってみてだめだったら改善してって感じの繰り返しをしていくって感じだよね。
そういうイベントがもう少し増えていくといいよね。でも昔に比べたらワークショップもふえてきて賑わってきていていいと思う。
くう: そうですね、最初は定番ワークショップを回している感じでした。でも最近ではそれらのワークショップも申し込んでくださるお客さんがどんどん増えていて、ありがたい限りです。それに加えてtone spaceっていう場所貸しのサービスを始めて、その場所貸しを利用してワークショップやイベントしてくださる方も増えてきたので前よりも賑わってきたなって思いますね。
なかむら: tone villageが人が集まる場所になるとすごくいいと思うんだよね。くうちゃんは広報の域を超えてて、企画運営の域になってきてると思う。くうちゃんがかつて自分で営業して自分で制作に携わっていたように、今は自分でネタを作って自分で発信するっていう一人三役くらいの広報をされてると思うので、それを引き続き頑張ってtone villageという施設を盛り上げてもらえたらいいなあと思ってます。
くう: はい!頑張ります!
今日のtone village channelはいかがでしたか?tone villageでは、日々いろんな“らしさ”が集まって、新しいアイデアやちょっとした発見が生まれています。次回も、そんな日常のひとコマや、コンテンツの裏話をお届けしますので、ぜひお楽しみに。
それではまた、tone village channelでお会いしましょう!
語り手:なかむら・くう
書き手・編集:くう
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