こんにちは、中村です。
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仕事のことを考えるとき、売上や件数のような数字は、どうしても目に入ります。お店や会社を続けていくには、売上も利益も欠かせません。
それでも最近、数だけを追いかけたくない、という声を耳にすることが多くなりました。そう思う気持ちは、よく分かる気がします。
仕事は、売上だけでは続かない
毎日、どんな仕事をして、誰と過ごし、どんな気持ちで一日を終えるのか。
数字には出てこないけれど、ここが揺らぐと、仕事は少しずつしんどくなっていきます。本当は受けたくなかった仕事や、気持ちがすれ違ったままのやりとりが積み重なると、心は静かに疲れていきます。
がんばって数を増やせても、それを10年、20年と続けられるか。そう考えると、少し違う気がします。
家を建てる会社で聞いた話
先日、ある住宅会社さんと続けてきたブランディングのワークショップが、半年間の最後の回を迎えました。これからの目標を話し合う中で出てきたのは、一棟でも多く建てたい、という言葉ではありませんでした。自分たちの家のよさを分かってくれるお客様に、本当に届けたい家を届けたい。
量より、質を大切にしたい。そう決めると、気にかける数字も変わってきます。何件の問い合わせが来たか、より、どんな人から来たのか。考え方を分かったうえで声をかけてくれる人が増えていたら、それは件数が増えるのとは違う、うれしい変化だと思います。
合う人と出会うために
自分たちに合うお客様と出会うためにできることは、案外シンプルです。何が得意なのか。なぜこの仕事をしているのか。何を大切にしているのか。どんな人が働いているのか。そういうことを、自分たちの言葉で、少しずつ外に出していく。
それを見た人の中から、なんだかいいな、ここにお願いしたいな、と思ってくれる人が現れます。みんなに届かなくても、合う人に届けばいい。そう考えると、伝えることが少し気楽になるかもしれません。
一緒に働けてよかった人を、思い浮かべる
もしよかったら、この一年で「この人と仕事ができてよかった」と思えた相手を、三人思い浮かべてみてください。お客様でも、取引先でも、一緒に働く仲間でも構いません。
その三人に共通していることを、ひとことずつ書き出してみる。出てきた言葉は、自分がこれから誰と、どんな気持ちで働きたいのかを、そっと教えてくれると思います。



