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「気が乗らないな」の声を、聞いてあげる

こんにちは、中村です。

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やりたいことって、なんだろう。ふとした時に、そんなふうに考えることはありませんか。好きなことを見つけよう、本当にやりたいことをやろう。あちこちで言われるけれど、いざ自分に聞いてみると、意外と出てこない。僕もそうでした。今日は、その「やりたいこと」を、正面からではなく、少し裏側からそっと探してみる話を書きます。

心の中の、小さな「気が乗らないな」

暮らしていると、間違ってはいないのに、どうも気が進まない、ということがあります。やったほうがいいのはわかっている。でも、なんとなく体が乗ってこない。そういう「気が乗らないな」を、僕たちはつい、わがままや甘えとして、そっと押し込めてしまいます。

でも僕は、その小さな声を、押し込めるより、聞いてあげたほうがいいなと思うようになりました。気が乗らないと感じるのは、たぶん、自分が大事にしている何かと、目の前のことが、少しだけずれているから。まだ言葉になっていないだけで、心の奥のほうが「そっちじゃないよ」と、そっと教えてくれている。違和感やもやもやは、言葉になる前の、あなたの価値観の声なのだと思います。

「嫌だな」の裏に、「本当はこうしたい」がある

僕自身、成果を追いかけるだけの仕事に、うまく言えない違和感を抱えていた時期がありました。なんで気が乗らないんだろう、と、その気持ちの理由を少しずつたどってみたんです。すると、「たくさんより、一つひとつを丁寧に」という気持ちが根っこにあって、その先に「想いに共感してくれる人と、じっくり関わっていきたい」という願いがあることに気づきました。嫌だなの裏側に、本当はこうしたい、が、ちょうど裏表になって隠れていたんです。

これは、仕事にかぎった話ではないと思います。嫌だと強く感じるほど、その奥には、それだけ強く守りたい何かがある。どうでもいいことには、そもそも違和感すら湧きません。だから、「嫌だな」という気持ちと、「本当はこうありたい」という願いは、同じ一つの想いを、裏と表から見ているだけ。片方が見えたなら、もう片方も、きっとそこにあります。

探すより、拾う。急がなくていい

だから、やりたいことがわからない時は、無理に前を向いて探さなくてもいいのかなと思います。それより、暮らしのなかでふと感じる「なんか気が乗らないな」を、見逃さずに、そっと拾ってみる。そして、なんで嫌なんだろう、とその理由を、自分に聞いてみる。一度で答えが出なくても、大丈夫です。僕も、何度も立ち止まりながら、少しずつたどって、ようやく腑に落ちました。理由を一つ聞くたびに、自分でも気づいていなかった、大切にしたいものが、そっと姿を見せてくれます。

やりたくないことの裏側には、あなたのやりがいが眠っている。もし今、これからのことが見えなくてもやもやしているなら、そのもやもやこそ、入り口なのかもしれません。嫌だなと思う気持ちを、悪いものとして片づけずに、ちょっとだけ、その声を聞いてあげる。そこから見えてくるものが、きっとあると思います。

今日より明日が、ちょっと楽しくなりますように。