こんにちは、中村です。
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忙しそうな人に何かを頼むとき、頼む前から気が引けてしまうことがありますよね。
暇そうな人のほうが頼みやすい
お願いごとをするとき、つい、暇そうな人のほうが頼みやすいと感じます。忙しそうな人には悪いかな、と思ってしまう。僕にも、そう考えるときがあります。
最近、かなり忙しい外部の方に、それでもお願いしてみました。素晴らしい仕事をしていただいて、忙しい人には忙しい理由があるんだな、と改めて思いました。
忙しい人のところには、仕事が集まってきます。一度お願いした人が「また頼みたい」と思うから、次の仕事が来る。その積み重ねで、忙しくなっていくのだと思います。もちろん、忙しい人がみんないい仕事をするとは限りません。ただ、忙しそうだからというだけで頼むのをあきらめるのは、もったいないなと感じました。
そのうえで、もうひとつ考えたことがあります。いい人にお願いしたいなら、頼む側にも準備がいる、ということです。忙しい人ほど、ふわっとした頼みごとには時間を使いません。だから頼む側が、4つをそろえて渡す。何をお願いしたいか。いつまでにしてほしいか。何ができたら完成か。どこまで相手に任せるか。そうすれば、お互いに気持ちよく進められると思っています。
植木の手入れを頼むなら
たとえば、会社の敷地の植木の手入れを、造園会社にお願いするとします。
「庭全体をきれいにしてください」とだけ伝えると、相手はどこまでやればいいのか迷ってしまいます。
こんなふうに伝えたら、どうでしょうか。
- 玄関まわりの植木を、通る人の頭に枝がかからない高さまで切ってほしい
- 来月の創立記念の行事までに終わらせたい
- 切った枝は持ち帰ってほしい
- 駐車場の奥の木は触らずにいてほしい
どの木を、どのくらい切るのか。いつまでに終わればいいのか。片付けまでお願いするのか。手を入れなくていいのはどこか。これだけ伝えれば、何を、いつまでに、どこまでやれば完成で、どこは任せるのかが、一度で相手に届きます。
見積もりをお願いする段階でここまで伝えておけば、何人で何時間くらいかかりそうか、相手も見当をつけやすくなると思います。
任せるところを先に伝えておく
4つのなかでも、どこまで任せていいかは、頼むときに抜けやすいと思っています。任せていい部分が先に分かっていれば、相手も「ここは自分で決めていいんだな」と、迷わずに進められます。
いい仕事は、頼む側と頼まれる側の両方でつくるものだと思います。だから僕は、忙しそうだからという理由だけで遠慮するのは、やめようと思っています。
もしよかったら、次に誰かに仕事をお願いするとき、送る前の依頼の文を一度だけ読み返してみてください。何を、いつまでに、何ができたら完成で、どこまで任せるのか。その4つが入っているかを見るだけでも、忙しい人に声をかけやすくなると思います。



