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MAGAZINE|2023.12.13

アプリコットデザイン入社半年座談会|後編

2023年春、アプリコットデザインに入社した4人のスタッフ。

「こんなことがしたい」「こんなふうになりたい」そんなビジョンを持って入社した4人がアプリコットデザインで過ごした半年を振り返り、お互いの現在地とこれからのことをお話ししました。

>前半の記事はこちらから

ゼネラリストとして守備範囲を広げる

くう:
みなさんは、やりたいと思っていたことやなりたかった姿ってありますか?

こば:
僕は今コーダーとして働いていますが、ゆくゆくはディレクション業務からサイト公開後の運用面まで、“Web制作全体を網羅できるようになりたい”と入社前から思っていました。だから転職するときも制作の前段階から運用まで関われるようなWeb制作会社にしぼって探していましたね。

コーディングは好きだけど、コーディングだけを黙々とやっていると長くもたないタイプだと思っていて。10年勤めた接客業も人と関わることが好きでやっていたので、人とは関わっていたいんですよ。在宅勤務をする日は人と話せないからストレスがたまりやすいです(笑)。

かるぴ:
ひとつのことを突き詰めるプロフェッショナルタイプというよりはゼネラリストタイプって感じですか?

こば:
そうだね。デザインに関しては無理だと自覚していますが(笑)。

くう:
実際半年働いてみて、ゼネラリストになれていますか?

こば:
やってみたいと思っていたことに関しては、短期的ではなくて長期的に考えていたんです。

でも、入社して1か月くらいのときに、代表の中村さんが担当しているディレクション業を僕が引き継ぐ機会があって。さっそくチャレンジさせていただきました。

それに、やりたいと思っていたこと以外にも、僕を客観的に見て中村さんから新しい仕事を任せてもらえることもあるのでありがたいです。だから、実現できている面もあるし、ここから近い未来実現されることもあるんだろうなって思いますね。

みやちゃんは目指したい姿ってあった?

強みを生かして仕事をする

みや:
目標にしているのは、入社当初から変わらず同い年で同じデザイナーのジョンちゃんです。ジョンちゃんは「ポジション」がすごくいいなぁと常々思っていて。ジョンちゃんにしかできない仕事があるとか、この人に任せておけば間違いない、安心だなって思ってもらえているというか。

そういったポジションが確立できているところや、仕事に対する姿勢をすごく尊敬しています。だからこれからもっと実力をつけて、できることを増やしていかないといけないなと思っています。

かるぴはどう?

かるぴ:
今となってはこんなことを言うのは恥ずかしいですけど、入社前はデザインを作る業務もやってみたいと思っていました。前職でバナーやイベント告知用のチラシの制作をしたときに依頼主からすごく喜んでもらえて、お役に立てたのが嬉しかったので。

ただ、アプリコットで初めて直にデザイナーさんの仕事を拝見して「私には無理だ!」って思ってしまって・・・。今からスクールや独学でデザインを一から学ぶっていう選択肢もあるけど、自分のこれまでの経験から強みを整理して、自分の力を最大限に活かせるようなポジションを目指した方が自分のためにも会社のためにも良いと気づきました。

職人さんのような人にずっと憧れを持っていたんですけど、たぶんこばちゃん同様、私もゼネラリストタイプなんです。

くう:
“かるぴはデザイナーの思考に寄り添ってくれるから仕事がしやすい”って、デザイナーさんからよく聞くよ。

かるぴ:
泣いちゃう泣いちゃう。もう本当ありがたいです!でも、こういう考え方に変われたのはアプリコットに入ってからのことだと思う。

ディレクターさんたちの間で「○○さんはこういうところが強みだよね」という振り返りをする習慣があるから、“自分の強みはどんなところで、どうすれば生かすことができるだろう?”と思考するくせが前よりはついた気がします。

私はもともと、だめだだめだという思考が強かったけれど「私にはこういう強みがあるから、強みを生かしきれていないだけで、もっとこうやれば生かせるはず」という考え方に変われたことはよかったです。

くう:
ディレクターチームはブランディングもやっているから、“強み”という言葉が飛び交ってるよね。

かるぴ:
価値ってなんだと思う?って毎日聞かれる・・・(笑)。

くう:
自分の強みを生かしながら、周りの人やお客さんの強みを引き出せていけたらもう最強だよね。

コミュニケーションに対する考え方の変化

くう:
かるぴのように、入社後に感じた心境や自分自身の変化って他の人もあったりする?みやちゃんはどうかな?

みや:
私はコミュニケーションに対する考え方が変わったかな。今までの会社ではコミュニケーションに苦手意識をもっていたから。だから、アプリコットに入社した最初の頃もずっとちぢこまっていました。こばっちさんのこともめちゃ怖くて(笑)。

こば:
えーーー!こんな優しいオーラしか出てないのに?(笑)。

くう:
実は私も怖かった(笑)。

こば:
すごい言われるんだよな〜・・・いつも怖い顔しているって(笑)。

みや:
でも入社して数か月が経った頃から、自分のことを知ってもらわないと相手も心を開いてくれないし、自分からもっと積極的にコミュニケーションをとっていかないと楽しくないかなって思ったんですよね。

採用サイトの雰囲気からスタッフさんに対して優しそうな印象を思っていたのに、自分がちぢこまっていたらもったいないなって。それからは自分から積極的に話しかけていけるようになりました。

コミュニケーションに対する考え方が変わったことによって、みんなとオープンに話せるようになったことは大きな変化だと思います。

くう:
アプリコットは年齢の近い人が多いもんね。少し年上の方でも考え方が若かったり、雰囲気がやわらかい方が多い気がする。

私は入社前と後で比べると、やりたいことや興味があること、好きなことがすごく増えました。入社前は漠然と言葉を使ってものづくりがしたいと考えていたけれど、今はメディアサイトやtone villageの運営でブランディングに触れる機会も多いから特にブランディングには面白さを感じています。

そういう好奇心を、アプリコットにいることで育ててもらった気がします。いろんなことを自分がやりたいと前向きに思えていることが、自分の中ではけっこう変わった部分かなって思います。

こば:
コーディングに対して能動的・柔軟になってきたかなと思います。

他の制作会社さんの場合、ガチガチに仕様を固めたデザインデータをコーダーがコーディングで再現することが多いのですが、アプリコットの場合はコーダーに一任される場面が多々あるというか。
例えば、Webサイトに施すアニメーションであったり、ブラウザの画面幅が変動する際に生じるレイアウトの細かな調整であったり。
もらったデザインデータを再現するだけでは足りないので、以前よりもユーザー視点に立って思考し、Web制作に落とし込めるようになったと感じています。

4人のこれから

くう:
なるほど。コーダーさんもUI(ユーザインターフェース)デザインなど様々な知識を持たなければいけないということですね。
それでは最後に、今後アプリコットでどんな活躍をしていきたいですか?

こば:
僕は自分のことを異質コーダーだと思っていて。手を動かしながらこれだけ人としゃべるコーダって少ないと思うんですよ。

だから、受け身じゃなくて提案できるコーダになりたいですね。僕がこれまで経験してきたことや、持っている強みを生かし会社にとって重宝される存在になれればと思っています。

あとは今後、社内の体制や運用が変わってプロジェクトマネージャーというポジションが立ち上がりますが、社内の変革がスムーズに進んで会社に利益をもたらせたらいいなと思います。

かるぴ:
私も最近ブランディング案件に携わらせてもらう機会があるんだけど、くうちゃん同様ブランディングに面白さを感じることもあって。

ブランディングにはさまざまなフェーズがあるけれど、ブランディングワークショップで導き出されたコンセプトをビジュアルに落とし込む際に、クライアントが大事にしている価値観や想いを私が整理し、「こういうデザインを制作してください」とデザイナーさんを引っ張っていけるようなディレクターを目指したいなって思います。それが私の強みを生かすことができる役割でもあると思うから。

くう:
ディレクターさんがクリエイティブのみなさんを巻き込んでもっといいものを作っていけたらいいですよね。

かるぴ:
デザイナーさんへうまく伝えられなかったときと、しっかり伝えられたときのアウトプットの質というかお客さまへ提案したときの満足度が全然違っていて。

自分のディレクション力がお客様の満足度に直結するということを意識していきたいです。

みや:
私は縁の下の力持ちのような根っこを支えていく人になりたいなって思っています。

わたしが頑張ったことがそのままお客さまへ届いて、フィードバックをいただけたらもちろん嬉しいけれど、間接的な関わりでもスタッフみんなの力が繋がることでお客さまにいいものを届けられることもすごく嬉しいなって思うから。

かるぴ:
根っこを支える人って素敵ですね。

みや:
一人でというよりはみんなで作ることで、それがゆくゆくお客様のためになればいいなってスタンスを崩さないようにしたいですね。サポート役としての力をつけつつ、メインでも制作が出来る実力もつけていきたいです。

くうちゃんは?

くう:
今tone magazineの運営チームでは、各サイトで更新されている記事をひとつの場所に集約する取り組みをしようとしていて。オウンドメディアのようなイメージで。

そのメディアを私が中心となって運営していく予定なので、メディアに掲載したコンテンツがtone villageを新たに知っていただけるきっかけとなったり、誰かの前向きな行動のきっかけになればいいなと思っています。

(執筆:メディア編集部 はち 編集:メディア編集部 くう)
※この記事は2023年11月のインタビュー時のものです。

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