こんにちは、中村です。
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会社やお店には、短いひとことがついていることがあります。たとえば、サントリーなら「水と生きる」。ニトリなら「お、ねだん以上。」。その会社が何を大切にしているかが、短いひとことから伝わってきます。タグライン、と呼ばれる言葉です。
自分のタグラインを決めました。Be the one という英語です。たった一人の特別な存在になる、という意味のある言葉です。仕事では会社のものをいくつも考えてきたのに、自分のものは長いこと決めていませんでした。
特別は大げさなものでなくていい
特別という言葉を聞くと、大げさなものを思い浮かべます。記念日。旅行で行った場所。一生に一度の出来事。もちろん、そういうものも特別です。
僕が思っている特別は、もっと毎日の中にあります。他とは違うこと、それくらいの意味です。
たぶんもう手元にある
そしてその違いは、新しく作らなくても、たいていもう手元にあります。
ずっと続けてきたこと。力まなくてもできてしまうこと。忙しい日でも、なぜか省かないこと。人からよく言われることや、自分だけが妙に気になってしまうことも入ります。
本人にとっては当たり前すぎるので、価値だとは思えません。長く続けているものほど、そうなります。すいすいできることほど、こんなの珍しくない、と思ってしまう。だから、あなたのいいところはどこですか、と聞かれても、なかなか出てきません。
まわりを見ていると分からなくなる
周りと比べ始めると、余計に分からなくなります。もっと上手な人がいる。もっと経験のある人がいる。そう思っているうちに、せっかく持っているものまで小さく見えてきます。
でも誰かから、そこがいいところですよ、と言われることがあります。それって他の人はやっていないですよ、と。言われた瞬間に、見え方が変わります。これって、そんなに珍しいことだったんだ、と。
分かっていると居場所を選べる
自分の良さが分からないままだと、どこに身を置けばいいのかも決まりません。何を仕事にするか。誰と過ごすか。どんな場所に通うか。どれも、決め手がないままになります。
逆に、自分の違うところが分かっていると、ここだったら自分は力を出せそうだ、という感じがつかめます。無理に誰かになる必要も、同じところで競う必要もなくなります。
自分に、ひとことをつけるとしたら
もしよかったら、ふとした時間に、頭の片隅に置いてみてください。自分にタグラインをつけるとしたら、どんな言葉になるだろう、と。
考えているうちに、自分がずっと大事にしてきたものが、ひとつふたつ浮かんでくると思います。きれいな言葉になっていなくても、浮かんできたものが、たぶんいちばん近いところにあります。



