こんにちは、中村です。
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誰かと自分を比べて、なんだか落ち込んでしまう。そういうこと、ありませんか。スマホを開けば、あの人はすごいな、それに比べて自分は、と。僕にも、そういう気持ちになる日は、あります。人と比べてしまうのは、きっと、とても自然なこと。でも、その比べる、という行為は、たいてい、自分をちょっと苦しくするだけで終わってしまうんですよね。今日は、そんな「比べる」との付き合い方を、すこしゆるやかに書いてみます。
みんな、違うコースを歩いている
そもそも、人と比べるのって、あまりフェアじゃないんです。僕らは、相手のいちばん輝いて見えるところと、自分のいちばん情けないところを、並べてしまう。しかも、相手の裏側にある苦労までは、見えません。見えているところと、見えていないところを比べたら、そりゃあ、苦しくなりますよね。それに、人はみんな、違う場所から、違うものを持って、歩いています。歩いている道が、そもそも違う。だから、隣の人の速さと、自分の速さを比べても、あんまり意味がないんです。
比べるなら、昨日の自分と
とはいえ、比べたい気持ちを、なくすのは難しい。だったら、比べる相手を、そっと変えてみる。他人じゃなくて、昨日の自分。一年前の自分と。そこと比べてみると、他人と比べていたときには見えなかったものが、見えてきます。一年前は、これができなかったな。前より、少し優しくなれたかもな。そういう、自分の中のちいさな進歩に、気づける。他人と比べると、足りないものばかりが見えるけれど、昨日の自分と比べると、進んだところが見えて、ちょっと、うれしくなる。それは、誰かとの勝ち負けじゃなくて、あなただけの、大切な記録です。
ただ、自分の成長って、自分ではいちばん気づきにくいものなんですよね。毎日会っている子の背が、いつのまにか伸びているのに気づかないのと、同じで。だからこそ、ときどき、立ち止まって、振り返ってみる。手帳のすみに、今日思ったことを、ひとことでも書いておくと、あとで読み返したときに、あぁ、ちゃんと進んできたんだな、と、自分をいたわれます。
どれだけ、あの人みたいになりたいと思っても、僕らは、自分にしかなれません。でも、それでいいんです。あなたがこれまで歩いてきた道は、他の誰のものでもない、あなただけの道。よそのコースを、うらやましそうに眺めているうちは、自分の足が止まってしまいます。まわりを見るのは、たまにでいい。ふだんは、自分の足元と、ほんの少し先を見て、あなたのペースで歩いていけたら、それがいちばんです。もし今度、誰かと比べて落ち込みそうになったら、そっと、昨日の自分を、思い出してみてください。
今日より明日が、ちょっと楽しくなりますように。



