こんにちは、中村です。
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身近な人に、なんだか分かってもらえないな。そう感じて、もやっとすること、ありませんか。今日は日曜日なので、少し肩の力を抜いて、「伝える」ということについて、ゆるやかに書いてみたいと思います。
伝わらないのは、言い方のせいじゃないかもしれない
伝えるのが上手いとか、話すのが苦手とか、僕らはよく言いますよね。伝わるかどうかは、話し方のうまさで決まる。そう思われがちです。でも僕は、伝わるかどうかって、その手前でほとんど決まっているんじゃないかなと思っています。
手前にあるのは、二つの理解です。ひとつは、自分の理解。もうひとつは、相手の理解。ちょっとかたい言い方に聞こえるかもしれませんが、暮らしのなかの、ごく身近なことなんです。
自分は、本当は何を伝えたかったんだろう
家族や親しい人に、なんで分かってくれないんだろう、とちょっと不満に思うこと。ありますよね。でも、あとで落ち着いて思い返してみると、自分自身、本当は何をしてほしかったのか、何がいやだったのか、うまく言葉にできていなかった。そういうこと、僕にもよくあります。
自分のなかでも整理できていないことを、そのまま相手にぶつけても、相手はどう受け取っていいか分からない。頭のなかがぼんやりしたまま話すから、相手にもぼんやりとしか届かないんですよね。
だから、何かを伝えたいときは、話し方を工夫する前に、まず自分に小さく聞いてみる。自分はこれで、本当は何を伝えたいんだろう。いちばん分かってほしいことは何だろう。ここがはっきりすると、言葉は不思議と、自然に絞られてきます。
もう半分は、相手を見ること
そしてもうひとつが、相手の理解です。目の前の人がいま何を思っていて、どんな言葉なら受け取れるのか。それが見えているか、ということ。
たとえば、家族の「疲れた」のひと言。ただ聞いてほしいだけなのか、少し休みたいのか、何か手伝ってほしいのか。同じ言葉でも、相手のその日の一日を思い浮かべてから返すと、こちらの言葉は、自然と変わってきますよね。伝えるって、自分から外に出していく行為に見えて、本当はその半分は、相手をそっと受け取ることなんじゃないかなと思うんです。相手のことを分かろうとするほど、伝えたいことは、力まなくても届くようになる。
じゃあ、相手を理解するにはどうしたらいいか。これはとてもシンプルで、聞く、ということなんですよね。自分が話す前に、まず相手のことを聞く。どう思っているのか、何が気になっているのか、耳を傾けてみる。うまく伝わらないと、つい、もっと説明しようと言葉を足したくなります。でも、いったん話すのをやめて、相手のことを聞いてみる。相手が見えてくると、次にどう言えばいいかが見えてくるんです。
もし、なんだか伝わらないなと感じることがあったら、言い方を直す前に、二つだけ自分に聞いてみてください。自分は本当は何を伝えたいんだろう。そして、相手はこれをどう受け取るだろう。この二つが見えてくると、使うべき言葉は、自然に決まっていきます。伝わる、というのは、たぶんそこから始まるんだと思います。
今日より明日が、ちょっと楽しくなりますように。



