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LIFE|2023.7.12

スタッフの「じぶん時間」 vol.2 〜みやちゃんの場合〜

朝起きて、出かける支度をして、予定をこなして、家に帰って・・・
毎日の繰り返しの中で、忘れてしまいがちな「自分自身と向き合う時間」。

このシリーズでは、tone villageに関わる人々の
「自分自身と向き合い、自分のために過ごせている時間」をご紹介いたします。

第2回は、アプリコットデザインのデザイナーみやちゃんの「じぶん時間」です。絵を描くことについて、お話ししてもらいました。

寝る前10分の“じぶん時間”

いつ頃からだったかはもう忘れてしまったのですが、かなり昔から寝る10分前くらいに絵を描く習慣がありました。I padを購入してから、基本的にはデジタルでイラストを描いています。

そもそも絵を描くようになったきっかけは、同僚であり幼なじみでもあるアプリコットデザインのジョンちゃんの影響が大きいです。小学校高学年くらいのときにジョンちゃんと同じクラスになって。ジョンちゃんも絵を描いていたので、私も描き始めたんです。その当時インターネットで「お絵かき掲示板」というものが流行っていて、そこに投稿することもよくありました。

「好き」という気持ちから選んだお仕事

絵はずっと好きだったんですけど、「絵で食べていく」なんて自信はなくて。だけどやっぱり絵が好きだから、絵を描いてきたことが生かせる仕事をしたいと思って、専門学校のデザイン科に進学しました。

絵を描くこととデザインをすることってそれぞれ役割が違うので、デザインは絵とは違った難しさがありました。でも、絵もデザインも「できるようになっていく過程」を楽しんでいるところがあります。

アプリコットデザインに入社してからは、絵を描くことを生かしつつデザインの勉強をさせていただいています。「こんなイラストはどうですか?」と描いたイラストを使っていただいたり、ブラッシュアップしてもらったり。自分なりに考えたことを生かせる環境にいられて、まさに今自分らしく働けていると感じています。

「絵を描くこと」のふたつの役割

絵を描くことは、私に何か変化をもたらしてくれているというわけではないんです。最近はお昼休みや家事の合間に描くことが多いんですけど、絵を描くときは短時間で集中するので、頭のリセットにはなっていると思います。

もう身体の一部のようになっていて、無意識に絵を描いているので、感情が大きく動くことはないですね。

一方で、ふだんから自分の気持ちや考えを言語化するのが苦手だから、言葉で表現できないことを絵で昇華させている部分はあると思います。伝わりにくいことや表現が難しいことは、絵や図にする方がうまく伝わるんじゃないかって。

だから私にとって絵を描くことは、身体の一部のように無意識にすることであり、伝えたいことを「伝える手段」でもあるということなんだと思います。

好きなことだからうまれるよくばりな気持ち

もともとは漫画のようなテイストの絵を描くことが多いのですが、お仕事で使ってもらえる絵を描けるように、テイストの幅をもっと広げていきたいと思っています。絵のアイデンティティは残しつつ、いただく案件にテイストを合わせていけるようになりたいです。プライベートで描く絵も同じで、絵の「描かず嫌い」をなくしていきたいと思っています。

「いま持っている技術から磨いていきたい」
「苦手なものが描けるようになることでそれも新たな武器にしていきたい」
私の中にある相反する気持ちは、どちらも「絵がうまくなりたい」という想いにつながっています。

ずっと向き合ってきた「絵を生かすこと」を仕事にできたからこそ、
すこしよくばりな気持ちで、今日も私はペンを走らせます。

(記事:tone village メディア編集部 くう)

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