こんにちは、中村です。
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何かを始める前に、正しいやり方を調べることがあります。
観葉植物を置こうと思って、水のやり方を調べる。ぬか床を始めようと思って、やり方をいくつも見比べる。調べているあいだはたのしいのですが、気づくと、まだ何も始めていません。
調べているうちはまだ何も起きない
調べれば調べるほど、分からなくなることがあります。この人は毎日水をやると書いていて、別の人は土が乾いてからでいいと書いている。どちらも間違っていないのだと思います。
そのうち、もう少し調べてから、となります。このとき僕は、進んでいるような気になっています。やっているのは、決めるのを先に延ばすことでした。しかも調べるという形をとっているので、自分にも言い訳が立ってしまう。ここがちょっと厄介なところです。
うまくいった話には条件がつく
うまくいった人の話は、読んでいて安心します。このやり方で育ちました、この分量でうまくいきました。先を歩いた人がいると、それだけで安心してしまいます。
ただその話には条件がついています。窓の向きが違う。部屋の温度が違う。使っている土も、始めた季節も違う。同じようにやって同じ結果になるほうが、たぶん珍しい。
そのまま持ってきてうまくいかなくても、こちらのやり方が悪かったわけではないのだと思います。条件が違っただけです。
直しながらのほうが早い
僕は仕事のほうでも、長いあいだ同じことをしていました。正しいやり方がどこかにあって、それに近づければ済むと思っていたんです。
結局、形をつくってくれたのは、やってみて合わないところを直した回数のほうでした。
一回で当てるのは、むずかしいです。同じ場面が二度と来ないので、当てる練習ができないんです。そのかわり、直す速さはやった数だけ上がっていきます。
分からないまま決めてみる
だから最近は、分からないまま決めてみることが増えました。水は三日に一度にしてみる。そう決めて、葉の様子を見て、来月は変えるかもしれない。それくらいでいいのだと思います。
後から変えられる決め方をしておくと、決めるのが重くなくなります。間違えても、直せばいいだけになるからです。
これが正しいのかは、やっぱり分かりません。それでもいまの自分はこれでいこう。そう言えるほうが、毎日は少し進みやすい気がしています。



