こんにちは、中村です。
この記事は音声でもお楽しみいただけます。
少し前に、お付き合いのあるマーケティング会社のスタッフさんと、お話をする機会がありました。なんでこの会社に入ったんですか、と聞いたら、その方は「将来叶えたい夢があって、そのためにこの会社を選んだんです」と、うれしそうに話してくれたんですね。実際に働いている姿も、本当に生き生きとしていて。その様子を見ていて、目的がある上での毎日って、こんなにも輝くんだなあ、と、しみじみ感じました。今日は、そんな「毎日と目的」の話を、すこしゆるやかに書いてみます。
同じ一日でも、色がちがう
働いていると、正直、がんばってもがんばらなくても、お給料がすぐに変わるわけではないですよね。同じ日に、同じ金額が振り込まれる。だから、ときどき、なんのためにやっているんだっけ、と、ふっと力が抜けてしまう日も、あると思うんです。
でも、その毎日の積み重ねが、自分の行きたいところにつながっている、と感じられていると、同じ一日でも、色がまるでちがってきます。目の前のことが、こなすだけの作業じゃなくて、なりたい自分に近づくための、ちいさな一歩に見えてくる。同じ時間なのに、そこから受け取れるものが、ぐっと増えるんですよね。冒頭のスタッフさんが輝いていたのも、たぶん、目の前の仕事が、ちゃんと自分の夢につながっていたからなんだと思います。
目的は、ちいさくていい
目的というと、なにか立派な夢を掲げなきゃ、と身構えてしまうかもしれません。でも、そんなに大げさなものじゃなくていいんです。こういうことができるようになりたいな、とか、あんなふうに暮らせたらいいな、とか。人に言うほどでもない、自分の胸の内にだけある、ささやかな願いでいい。大事なのは、大きさじゃなくて、それがちゃんと自分のものであること。誰かに言われたからじゃなく、自分が本当にそう思えるかどうか、なんですよね。
よく「やりがいのある仕事がしたい」と言いますけれど、やりがいって、どこかに落ちていて拾うもの、ではない気がしていて。いまの毎日と、自分のささやかな願いが、そっとつながった瞬間に、あとからふわりと生まれてくるもの。やりがいは、探すより、つなげてつくるもの。あのスタッフさんを見ていて、あらためて、そう感じました。
もしよかったら、今日の帰り道にでも、考えてみてください。いまの自分の毎日は、どんな自分につながっているだろう、と。もし、いまはよく見えないな、という日でも、大丈夫。それがわかっただけで、じゅうぶんです。あとは、自分は本当はどこへ行きたいんだっけ、と、そっと探していけばいい。それが見つかると、いつもの毎日の景色まで、すこし変わって見えてきますから。がんばりが、すぐに目に見えるかたちにならなくても、その一日一日は、ちゃんとあなたの未来をつくっています。
今日より明日が、ちょっと楽しくなりますように。



