こんにちは、中村です。
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今日は、ずっと後回しになっていることの話を書きます。
やることを書き出したメモ、ありますよね。紙でも、スマホのアプリでも。毎日いくつか消しているのに、全体の数はあまり減らない。そういうことはないでしょうか。
ずっと残っているものがある
まったく減っていないわけではないんです。その日のうちに返さないといけないものは、ちゃんと消えています。
残っているのは、そうでないほうです。お店のことなら「メニューの写真を撮り直す」、家のことなら「押し入れを片づける」。前から書いてあるのに、半年動いていない。
だいたい、そういうものほど「本当はやったほうがいいと分かっているもの」だったりします。
誰も急かしてくれないだけ
これは、やる気がないからではないと思います。
メモに書いてあるものは、全部が同じ一行に並んでしまう。「明日までに返事をする」も「押し入れを片づける」も、見た目の重さは同じです。同じ重さで並んでいると、手は上から順に伸びていきます。先に片づくのは、いつも期限のあるほうです。待っている人がいるからです。
期限のないほうは、誰も急かしません。今日やらなくても、明日やらなくても、誰も困りません。そうして半年が過ぎていきます。
だから、そこから出してあげないといけないんだと思います。出す先は、予定表です。時間の枠を取ってしまう。
三つまでにしておく
ここで置きすぎてしまうと、また続きません。
一週間は五日あります。一日ひとつなら五つ置けそうな気がしますよね。でも、まず入らないです。急な用事は入りますし、それに、体調のよくない日もあります。五つ置くと、たいてい全部が中途半端になって、そのまま来週に持ち越しになります。
三つなら、ひとつ流れてもふたつ残る。ふたつ残れば、その週はちょっと前に進んだことになります。
たくさん置いたほうが進みそうな気がするのに、減らしたほうが手元に残る。ふしぎですが、そういうものだと思っています。
選ばなかったものが見える
三つに絞ると、もうひとつ起きることがあります。
三つに減らすと、どれから手をつけるかを、その場で決めることになります。決めた瞬間に、今週はやらないものもはっきりします。
ここが、ちょっとだけ勇気のいるところかもしれません。全部メモに載せているうちは、選ばなかったことにはならないからです。「まだやることになっている」という状態のままでいられます。
どれも大事に見えて選べないときは、ひとつだけ聞いてみてください。これをやらないまま一年経ったら、いちばん困るのはどれか。こう聞くと、たいていひとつに決まっていきます。
終わりの形を決めておく
予定に書くときは、終わりの形も一緒に書いておきます。
「写真を撮る」ではなく、「ランチの三品を、窓際の席で撮り直す。六十分」。ここまで書いておくと、その時間になったときに考えずに手が動きます。「三品撮れたら終わり」と決めておけば、その時間の中で切り上げられます。
これを決めておかないと、六十分やってもまだ良くなる気がして、そのまま二時間続けてしまう。一度そうなると、次の週からその枠を置くのが怖くなります。
ゼロだった週にひとつ
最初のうちは、三つのうちひとつかふたつは流れると思います。ただ、それでいいと思っています。
ずっとゼロだった週が続いていたところに、ひとつできるようになる。それだけで十分だと思います。できなかったものは、次の週の同じ時間にそっと置き直しておけば大丈夫です。
ずっと動かないことがあるのは、たぶん誰のせいでもありません。誰にも急かされない、というだけの理由で後ろに回っていただけだと思います。
急かしてくれる人がいないなら、自分で時間をとっておく。それも、一週間に三つだけ。
今日より明日が、ちょっと楽しくなりますように。



