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スクールレポートvol.2 裏千家茶道体験

こんにちは、メディア編集部です。

tone villageでは 6/30(金)裏千家茶道教室 高野先生による 茶道体験のワークショップが開催されました。 参加者は4人。

今回は編集部スタッフも一緒に参加させていただいたので その様子をご紹介いたします。

気軽に「茶道」を楽しんでほしいから

「茶道」と聞くと、和室で着物を着て、 正座をして厳しいお作法を学びながらお茶をたてるイメージがありました。

でも今回の体験はテーブルの上でお茶をたてる「テーブル茶道」。 初めての人も気軽に楽しんでほしい、ということで カジュアルな茶道体験を行いました。

使った道具はこちら。

ワークショップで皆さんにご購入いただいたのは 扇子と懐紙(かいし)、帛紗(ふくさ)です。

懐紙は白い和紙で、茶菓子のお皿代わりに使ったり、ちょっとした手の汚れをぬぐったりするのに使います。 ふくさはお茶の粉が入っている棗(なつめ)という容器を清めるときに使いました。着物を着ているときは、帯のところにさしてエプロン代わりにするそうです。 扇子は、お茶をお渡しする相手と自分の間に「結界」をつくるために使う道具です。

お茶をたてる前に、先生からのお話。

茶道でいちばん大切なのは「おもてなし」をするという気持ちで、 おもてなしの心を持ってお茶をいれることで、 お茶を通して年齢関係なく人と人とが繋がれるところが醍醐味だといいます。

凛とした立ち姿をされている先生なので厳しいのかも・・・と、背筋を伸ばしながら話を聞いていたのですが、 明るくはきはきと優しく説明していただいて、和やかな雰囲気でワークショップが始まりました。

「時計」で教えるお茶たての作法

私がいちばん苦戦したのが、道具の折りたたみ方。 ふくさや懐紙、茶巾(お茶碗を拭くための布)はたたみ方があり、 先生と同じようにたたむのがとても難しかったです。

先生に教えていただくなかで、 「この道具は◯時のところに置いてください」 「指を◯時のところから◯時のところまでスライドさせて」 と時計の針の位置でたとえていたのが印象的でした。

先生の教室には小学生の生徒さんもいるので どの世代の方にも伝わるように説明するため、「時計」でたとえているのだとか。

いよいよお茶をたてます。 裏千家では、お茶をしっかり泡立ててクリーミーに仕上げるのを好む先生が多いそうで、今回はしっかりと泡立てながらお茶をたてました。

お茶の粉を茶碗に入れ、お湯を注ぎます。 教えていただいた通りに茶せん(お茶をたてるときに使う道具)を振り、お茶をたてます。

使用したお茶は「都の白」。オリンピックの時期に外国人でも飲みやすいように作られた苦味の少ないお茶です。

このお茶が甘くて飲みやすく、とても驚きました。

甘い口の中で引き立つお茶のうまみ

1杯目はそのままお茶をいただきましたが、 茶道の世界ではまず、茶菓子をいただいて口の中を甘くしてから苦いお茶を飲むそうです。

2杯目をたてる前に、 お菓子づくりが趣味だという高野先生が用意してくださった お茶菓子をいただきました。

今日のお茶菓子は、“水無月” 。 京都で6月30日に食べるとされています。 小豆の乗った、甘くてもちっとしたお菓子です。

蛍をあしらった琥珀糖と、 鮎をかたどった雲平(うんぺい)というお菓子もいただきました。 蛍の琥珀糖はごまの香りが香ばしく、しゃりしゃりとした食感を楽しめます。 雲平は、ほんのりお米のような風味が感じられました。寒梅粉というもち米由来の粉を使っているのだとか。

口の中をお菓子で甘くしてから 2杯目と3杯目のお茶をたてました。

先生に手伝っていただくと、クリーミーに泡立ち さらにマイルドな味わいになりました。 甘いお菓子を食べたことで、お茶のうまみがより感じられます。 今日のワークショップでは3杯のお茶をたてたのですが、 たてる度に味が変わるので、私含め参加者の皆さんが驚いていました。

五感で楽しむ「茶道」

静かにお茶をたてていると、いろいろな音が聞こえます。 ポットのお湯が沸く音がコポコポ、 お茶をまぜるときの音がシャカシャカ・・・ お茶の香りを感じながら、その音に耳を傾ける時間は せわしなく生きる私たちの気持ちを落ち着かせてくれているような気がしました。 「茶道教室はサードプレイスでありたい。 茶道の時間は、気持ちをゆるめる時間であってほしいです」 高野先生はそう言って、 ワークショップを締めくくります。

茶道未経験でワークショップに参加してみて

茶道はやっぱり難しいと思いましたが、それ以上に お茶を通して人とのつながりが生まれたり、五感で心地よさを味わえたり。 初めてのテーブル茶道で、とても素敵な時間を過ごすことができました。

高野先生の茶道体験ワークショップ、第2回は7月28日に開催されます。 今回参加されていない方でももちろん大歓迎ですので、 ご興味のある方はぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです!

7月には他にも、高野先生による「浴衣の着付け教室」が開催されます。 夏のイベントに向けて、浴衣の着付けにご興味がある方もご参加お待ちしております。