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LIFE|2023.10.25

スタッフの「じぶん時間」vol.6 〜くうの場合〜

朝起きて、出かける支度をして、予定をこなして、家に帰って・・・
毎日の繰り返しの中で、忘れてしまいがちな「自分自身と向き合う時間」。

このシリーズでは、tone villageに関わる人々の
「自分自身と向き合い、自分のために過ごせている時間」をご紹介いたします。

第6回は、メディア編集部のくう。

「好きなこと」がたくさんあるわたしの、自分のために過ごす大切な時間についてご紹介します。

心が揺れた瞬間と景色を切り取る

“思い出や感情を記録するための行動”をしているとき、自分のために過ごせていると感じます。わたしにとっては文章を書くことや、写真を撮ることがそれにあたります。

それらに没頭する大きなきっかけがあったわけではなくて、中高生の頃からブログやSNSで文章を書くことに慣れていて、スマホを買ってもらった学生の頃から写真も撮っていたので、もう習慣になっているような気がします。

文章を書くことも、写真を撮ることも、そのときのできごとや思い出を残すことが目的だと思うんです。

「あ、いますごく心が揺れたな」
「この景色を、この人といた時間を切り取って残しておきたい」

些細なことでも大きなことでも、文章や写真のかたちで記録することで、その時々の自分と向き合っている気がします。

感情を混ぜる

文章を書くとき、写真を撮るとき、“感情を混ぜること”を意識しています。意識しているというか、勝手に混ざってしまうという方が適切かもしれない。

事実だけ羅列するのではなくて、そのときの感情もセットで記録しておけたらいいな、と思っているから、嬉しかったとか悲しかったとか自分の感情をストレートに表現することもあるし、そうでなくても自分の感情が映し出せるような文章が書けたらいいなと。

インタビュー記事の場合はわたしの主観が入ることでインタビュイーの伝えたいことと乖離してはいけないので、ある程度自分の視点とは切り離して書く必要がありますが・・・あくまで人が書いているものなので、書き手の色が滲む記事のほうが読んでいて楽しいような気もするんですよね。

写真は最近カメラを買ったので勉強しているところです。実際に使ってみて、Nikonのカメラは感情表現がしやすいと感じているので、光や色味をうまく生かして、感情が表現できたらいいな、と思っています。

未来の自分と対話する

ちょっとおおげさかもしれないけど、記録を残すことは未来の自分への贈り物でもあると思うんです。後で見返したときに「あのときこんなふうに思っていたんだな」「あのとき見ていた景色はこんなに素敵だったんだな」と、過去の自分と対話するような感じで。

それで色あせた気持ちを思い出したり、新しい自分の気持ちを知ったりすると、心が満たされる感覚があります。自分のことはなんでも知っているようで、実は全然わからなくて、だから気付けることが嬉しいのだと思います。

最近は、「嬉しい」とか「幸せ」っていう気持ちがうまく言葉にできないときもあって。そんな“言葉にできない気持ち”を、写真が表現してくれるのかもしれない、なんて思います。だからこそ、言葉で残すことも写真に残すこともわたしには必要なんだと思う。

それと、表現したいけど言葉にできない気持ちって、誰かが聴いてくれたら言語化できることもあると思っていて。だからわたしは、誰かが言葉にしたい想いに気づいて、言語化するお手伝いができたらいいなとより一層思うようになりましたね。それはいま、わたしが自分に向き合えているからこそ気付いたことかもしれません。

“記録すること”から“表現すること”へ

これまでは記録して終わりにしていたことが多いのですが、これからは誰かに届けることを意識していきたいと思います。文章や写真をどこかに投稿するとか、本をつくるとか、方法はいろいろあると思うので模索していきつつ。

文章も、写真も「わたしはこういう人間です」ということを表現するものでもあると思うんです。表現することで「自分が見られたい姿」を確認できると思っていて。記録するだけでなく自己表現として発信していくことももっとしていきたいです。

自分と向き合う、ということとは少しずれるかもしれないですが、わたしの表現したものがきっかけで他のひとが自分と向き合ってみようと思ってくれたりとか、何かいい影響が与えられたら嬉しいですね。

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